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令和3年予算審査特別委員会 名簿 2021-03-04
令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-04

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  1. 春日市議会 2021-03-04
    令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-04


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開会 午前9時59分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(北田 織君) それでは皆さん、おはようございます。  白水祥太郎委員から、委員会を欠席する旨の届出があっております。  定足数に達しておりますので、ただいまから予算審査特別委員会を開議いたします。  それでは、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」及び第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」を議題とし、そのうち健康推進部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言してください。  それでは審査を始めます。説明員の説明を求めます。金堂健康推進部長。 2: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) おはようございます。健康推進部でございます。  令和3年度当初予算の具体的な説明に入ります前に、健康推進部として、令和3年度に重点を置いている事業、新規に取り組む事業、廃止事業について、まず御説明を私のほうからさせていただきます。  恐れ入ります、こちらの令和3年度当初予算の概要、右斜め上に資料No.2という資料のほうを御用意ください。  13ページになります。6の歳出予算の主な事業になります。(4)の健康推進部7事業を説明をさせていただきます。  まず一つ目です。継続事業、こども医療費、こども医療事務費でございます。  令和3年4月から、県の補助拡大に伴いまして、現在の小学生までの通院医療費の助成を中学生まで対象を拡大するものです。条例案につきましては、令和2年9月の議会で御議決をいただいておるものでございます。  次に、新規事業になります。高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業でございます。健康推進部3課の連携業務になります。  高齢者の抱える心身に関する多様な課題、具体的に申しますと、身体的な機能や認知機能の低下が見られる状態になることの予防、また、生活習慣病の重症化の予防に対応するため、後期高齢者の保健事業について、介護保険の地域支援事業や国民健康保険の保険事業と一体的に実施し、健康寿命を延伸を図るものでございます。  事業費の主なものは、この事業の企画調整を行います市の専門職の人件費が主なものになります。  次に、継続事業、地域密着型施設等整備事業でございます。  高齢者が住み慣れた地域で、最期まで安心して暮らし続けられるよう、事業者が行う施設整備に要する費用の補助をするもので、県の補助を活用いたします。  次に、新規事業でございます。東地域包括支援センター運営事業でございます。予算のほうは介護保険事業特別会計になりますけども、こちらのほうでも御紹介をさせていただきます。
     高齢化の進展を見据え、高齢者の相談窓口等のさらなる充実を図るため、既存の地域包括支援センター2か所に加え、令和3年4月に東地域包括支援センターを設置し、運営を開始いたします。  次に、新規事業でございます。成年後見制度利用促進事業でございます。  高齢者の権利擁護について、包括的な相談対応や、成年後見人の支援等の機能を担保するための中核機関を設置いたします。  次に、継続事業、温水プール大規模改修事業です。  老朽化しております温水プールの大規模改修工事を行うもので、令和3年度──これが事業の最終年度になります──6月にリニューアルオープン予定でございます。  次のページ、14ページをお開きください。  一番上になります。継続事業、西野球場等スポーツ施設整備事業でございます。  西野球場及び隣接する市有地を一体としたスポーツ施設等を整備いたします。令和3年度は、測量、基本設計、実施設計を予定しております。  次に、18ページをお開きください。7、主な新規事業・廃止事業になります。  まず、上段の新規事業でございますが、番号の6・7・8の、この三つが健康推進部の新規事業です。内容は先ほど御説明したとおりでございます。こちらで最後、廃止した事業も併せて御説明をさせていただきます。  健康スポーツ課、トップチーム育成補助金でございます。こちらは福岡春日シーキャッツへの補助金になります。令和2年度までは、10款5項1目のスポーツ団体育成費にあったものでございます。  事業の概要、補助の概要でございますが、福岡春日シーキャッツの運営等に資するため、チーム設立時に取り交わしました連携協定に基づき、年額250万円を上限として、平成30年度から令和2年度までの3年間、スタートアップ補助金として交付し、支援をしてきたものでございます。チームはこれまで協賛企業の募集、クラウドファンディングによる資金調達など、自立に向けた取組を進めてあります。したがいまして、当初予定していた本市の補助金の果たす役割は、一定程度終えたものと捉えております。  成果といたしましては、チーム名に「春日」の文字、ユニホームには「みんなで春をつくろう」のロゴマークを入れて活動し、市内外に春日市をPRしていただきました。また、地域貢献の面では、市内の小中学生を対象としたバレーボール教室スポーツフェスタ等、市主催イベントに参加いただくなど、共に事業に取り組んでいただいております。  今年度、令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、チーム自体は各種大会が中止となっております。また、この感染拡大に伴って、あらゆるスポーツ活動に影響が及んだことは皆様御承知のとおりでございます。福岡県の中学校総合体育大会、いわゆる中体連も同様でございました。  チームはその代替の大会として、7月の25日から2日間、市内中学生はもとより、県内中学生を、3年生を中心に、福岡春日シーキャッツ記念事業中学生バレーボール練習会を開催していただき、技術指導や審判等の試合の補助を行っていただいたところでございます。参加チームは男女合わせて16チーム、182人の中学生の参加がございました。これまで共にバレーに打ち込み、共に汗をかき、共に歩んできた仲間たちとですね、中学校生活の一つの区切りを、この練習会の開催を御提案いただいたことを、チームからですね、いただいたことは、大変うれしく、ありがたいと思ったところでございます。  今後も福岡春日シーキャッツと協議を継続し、会場の使用や広報等、別の支援について、継続して協議を行っていきたいと考えております。  私のほうから、予算審査特別委員会冒頭の、部の令和3年度に重点を置いている事業、新規に取り組む事業、廃止事業についての説明は以上になります。 3: ◯委員長(北田 織君) 引き続いて、債務負担行為のほうの説明をお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 4: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、令和3年度一般会計予算書、13ページをお開きください。  第2表債務負担行為、上から4行目、市民健康診査予約受付業務委託料、新規でございます。  現在、市民健康診査の集団健診については、はがきによる予約受付を行っておりますが、令和4年度からはコールセンターによる電話予約受付を開始することで、事務の効率化及び市民の利便性の向上による受診者数増を図るもので、令和3年度中に事業者選定の手続を行うため、債務負担行為を設定するものでございます。  次にその下、健康診査業務、継続でございます。  いきいきプラザで実施している市民健康診査の集団健診業務で、基本的な健康診査及び各種がん検診を行うものでございます。  次にその下、受診券等印刷及び封入封かん業務委託料、継続でございます。  債務負担行為の説明は以上でございます。 5: ◯委員長(北田 織君) それでは、ここで委員の皆さんの質疑をお受けします。債務負担行為について質疑のある委員の皆さん、おられませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いします。貴島健康スポーツ課長。 7: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、16ページをお願いいたします。  第3表地方債、下から2行目、温水プール大規模改修事業でございます。  関連する歳出予算がございますので、詳細は歳出の項目の際に併せて御説明いたします。  地方債の説明は以上でございます。 8: ◯委員長(北田 織君) では、地方債については後ほど歳出のほうで説明をお願いしたいと思います。  では、引き続いて説明をお願いいたします。金堂健康推進部長。 9: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) それでは、歳入予算の御説明をいたします。  令和3年度春日市予算に関する説明書、分厚いほうを御用意ください。25ページになります。  ここからの歳入予算についてはですね、15款及び16款の国県支出金並びに22款の市債については、歳出説明時に対象事業と併せて御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 10: ◯委員長(北田 織君) 柚木高齢課主幹。 11: ◯高齢課主幹(柚木智子君) それでは、25ページの13款2項1目民生費負担金、説明欄一番上の行、老人保護措置費負担金でございます。  老人保護措置費負担金については、老人福祉法に基づき養護老人ホームなどに措置した場合に、費用の一部を収入に応じて、被措置者などに負担を求めるものでございます。  1目は以上でございます。 12: ◯委員長(北田 織君) 1目民生費負担金について、質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 14: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、26ページをお願いいたします。  14款1項2目衛生使用料、説明欄上から10行目、いきいきプラザ使用料でございます。春日市いきいきプラザ設置条例に基づき、施設の貸出しの際に使用者から使用料を頂くもの及び電柱などの行政財産使用料でございます。  いきいきプラザにおける発達支援業務の拡充に伴い、これまで供用施設として貸し館をしていた部屋が2室減ることから、前年度からは減額を見込んでおります。  2目は以上でございます。 15: ◯委員長(北田 織君) 2目衛生使用料について、質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いします。貴島課長。 17: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 同じく26ページ、14款1項4目教育使用料、説明欄下から3行目、小学校体育館等使用料・照明料でございます。春日市立学校校舎校庭使用料条例に基づき、学校開放事業の使用者から使用料を頂くもので、前年度と同額を見込んでおります。  続きまして、説明欄2行下の、中学校体育館等使用料・照明料でございます。こちらも春日市立学校校舎校庭使用料条例に基づき、学校開放事業の使用者から使用料を頂くもので、前年度と同額を見込んでおります。  続きまして、27ページをお願いいたします。  説明欄下から5行目、北スポーツセンター使用料でございます。こちらも、春日市スポーツセンター条例に基づき使用者から施設の使用料を頂くもので、前年度と同額を見込んでおります。  4目は以上でございます。 18: ◯委員長(北田 織君) 4目教育使用料について、質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続きお願いいたします。貴島課長。 20: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 同じく27ページ、14款1項6目総務使用料、説明欄下から2行目、職員駐車場使用料でございます。1,149万1,000円のうち、健康スポーツ課分は64万8,000円で、前年度と同額を見込んでおります。  6目は以上でございます。 21: ◯委員長(北田 織君) 6目総務使用料について、質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続きお願いいたします。冨永国保医療課長。 23: ◯国保医療課長(冨永普行君) 次に、55ページをお願いいたします。  21款5項5目の雑入でございます。説明欄の下から3番目、高額療養費収入でございます。これは、こども医療、重度障害者医療、ひとり親家庭等医療の三つの医療について、健康保険から支給される高額療養費のうち、過年度分を受け入れるものでございます。前年度と同額でございます。 24: ◯委員長(北田 織君) 貴島健康スポーツ課長。 25: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 56ページをお願いいたします。  3節衛生費雑入の説明欄の一番上、衛生費雑入でございます。3,380万7,000円のうち、健康スポーツ課分は9万3,000円でございます。いきいきプラザ内の自動販売機などの電気料を事業者から徴収するものでございます。令和2年度にPHS基地局などが撤去されたため、前年度からは減額で見込んでおります。  次に、説明欄その2行下、健康診査本人負担金でございます。こちらは集団健診の受診者から自己負担額を収入するものでございます。ほぼ前年度と同じ額を見込んでおります。 26: ◯委員長(北田 織君) 冨永課長。 27: ◯国保医療課長(冨永普行君) 次に、57ページをお願いいたします。  同じく3節衛生費、雑入でございます。  説明欄上から三つ目、養育医療費自己負担金でございます。これは養育医療の自己負担分を受け入れるものです。増額継続でございます。  次に、その5行下の、高齢者の保健事業と介護予防の一体化事業委託金でございます。新規事業に伴うものでございます。当該事業につきましては、福岡県後期高齢者医療広域連合から委託を受けて、後期高齢者医療の被保険者を対象として実施いたします。委託金額のうち約97%の580万円は、当該事業の企画調整等を行う医療専門職の人件費となっております。  事業の内容等につきましては、歳出で御説明をいたします。  5目及び歳入は以上でございます。 28: ◯委員長(北田 織君) 5目雑入について質疑はありませんか。吉居委員。 29: ◯委員(吉居恭子君) すみません、57ページの上から3段目の養育医療費自己負担金というのは、どういう種類か、ちょっと教えてもらえますか。 30: ◯委員長(北田 織君) 冨永課長。 31: ◯国保医療課長(冨永普行君) まずですね、養育医療というものはですね、入院・加療を要する未熟児、2,000グラム以下などの要件があるんですが、その未熟児の方で1歳未満の子を対象とした医療費の助成制度になっております。この制度を利用したときにですね、保護者の方の所得状況に応じて自己負担金が徴収されるわけなんですが、ただ、実はその自己負担金は基本的には最終的にこども医療が見ますので、結果的にこども医療のほうでですね、最後見ますので、直接的にですね、お支払いをされることはないというような制度になっております。  以上でございます。 32: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。高橋委員。 33: ◯委員(高橋裕子君) 57ページの1段目の一番下の高齢者の保健事業の関係ですけど、これは後期高齢者医療のほうから95%、人件費に関して措置されるということなんですが、市民の対象が後期高齢者医療保険者ということなんですか。いわゆる、まだ介護状態じゃない方とかっていう方に対しても、後で事業で説明があるとは思うんですけれども、この理由というか、それを教えてください。 34: ◯委員長(北田 織君) 冨永課長。 35: ◯国保医療課長(冨永普行君) まずですね、この歳入予算に上げております596万8,000円につきましてはですね、広域連合と市のほうでですね、委託契約を結びますので、基本的にはこの分のものはですね、後期高齢者の被保険者が対象になるものでございます、はい。  ただ、もちろんこれは一体化の事業ですので、介護予防事業とかですね、あと個々の保健事業も一部加わってきますけれども、事業的には一体的にするんですけど、この委託金額はあくまでも広域連合からの委託契約に基づくものですから、この分については後期高齢者の対象の分になります。先ほど私が申し上げましたが、97%、580万、これが人件費に充てられるんですが、あくまでも広域連合と契約するときは596万8,000円で契約をしてですね、そのうち580万は人件費のほうに充当するというような仕組みになっております。  以上でございます。 36: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。  それでは、引き続き説明のほうをお願いいたします。歳出ですね、はい。冨永国保医療課長。 37: ◯国保医療課長(冨永普行君) それではですね、歳出の御説明をいたします。  116ページをお願いいたします。  3款1項1目社会福祉総務費でございます。説明欄の一番上の丸、国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。今定例会に御提案しております国保特会の当初予算の一般会計繰入金で受け入れるものでございます。  この繰出金のうち、保険基盤安定繰出金につきましては、国と県の負担金がございます。  まず、国の負担金が29ページにございますので、29ページを御覧ください。29ページの説明欄上から三つ目の項目、国民健康保険基盤安定国庫負担金でございます。保険者支援分の2分の1を国が負担するもので、1億362万2,000円でございます。  次に、県の負担金が37ページにございますので、37ページをお開けください。説明欄の一番上、国民健康保険基盤安定県負担金でございます。保険税軽減分の4分の3と保険者支援分の4分の1を県が負担するもので、合わせて3億4,994万円でございます。  1目は以上でございます。 38: ◯委員長(北田 織君) 1目社会福祉総務費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 39: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。柚木高齢課主幹。
    40: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 116ページにお戻りください。  3款1項2目老人福祉費、説明欄3番目の丸、安心生活創造事業費につきましては、ほぼ前年度と同じ額でございます。  その次の丸、116ページから117ページにかけまして、老人福祉事務費は増額継続でございます。  次に117ページ、一つ目の丸、老人保護施設措置費は、ほぼ前年度と同じ額でございます。 41: ◯委員長(北田 織君) 武末高齢課長。 42: ◯高齢課長(武末竜久君) その下の丸、かすがの郷周辺整備事業費は同額でございます。 43: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 44: ◯高齢課主幹(柚木智子君) その次の丸、成年後見制度利用促進事業費は新規事業でございます。高齢課の資料を御準備お願いいたします。  高齢課資料の1ページを御覧ください。  1、事業の根拠となります。成年後見制度の利用促進に関する法律が平成28年に施行され、春日市では、春日市成年後見制度利用促進基本計画を令和3年3月策定予定であります春日市地域しあわせプランに包含する形で、成年後見制度の促進を続けております。  2、これらの背景につきましては、(1)独り暮らしや認知症の高齢者が毎年増加傾向にあり、成年後見制度の利用のニーズが高まる見込みであること、二つ目には、成年後見制度の認知度の低さや制度の複雑さ、手続の煩雑さなどから、権利擁護に関する支援が必要な人に必要な支援が届きづらい現状があるということであります。  3、春日市地域福祉ネットワーク構想を御覧ください。この事業では、権利擁護の支援が必要な人に、適切な支援をつなげる仕組みとなる地域連携ネットワークの構築に向けて、その旗振り役となる中核機関を設置します。この中核機関では、成年後見制度の啓発や相談機能の推進などを行いながら、高齢者が自分らしく暮らせる環境づくりを目指します。  図の上段にある高齢者本人を中心に、支援する家族、後見人、介護や医療の関係者等を一つのチームと捉え、そのチームでの支援で生じた問題の1)相談等に対して、2)ケースや支援方針の検討、そして、3)定期的な市報や福祉の専門家の判断や助言が得られる協議会を活用し、4)助言やフォローなどの適切な支援の継続を図ってまいります。  中核機関設置は令和3年10月頃を予定しており、社会福祉協議会の中に組織する福祉あんしんセンターの機能を生かして実施する形で委託する予定です。  中核機関立ち上げ支援事業につきましては、補助金がございます。説明書の33ページをお開きください。15款2項7目2節の説明欄下から4項目め、成年後見制度利用促進体制整備推進事業国庫補助金で、基準額、1自治体当たり60万円で、補助率は2分の1でございます。  次に、117ページから118ページにかけての老人在宅福祉費は増額継続でございます。主な増額の理由は、高齢者祝金対象者の増加と、おたすけコール機器の入替えを順次行っていくためでございます。  負担金、補助及び交付金の高齢者等住宅改造費助成金には、県補助金がございます。39ページをお開きください。上から4項目めの住みよか事業県補助金で、補助率は2分の1でございます。  次に、118ページにお戻りください。  最初の丸、高齢者運転免許証自主返納支援事業費につきましては、減額継続でございます。  なお、財源として県の補助金がございます。39ページをお開きください。社会福祉費県補助金の説明欄、一番下の高齢者運転免許証自主返納支援事業費県補助金で、補助率は2分の1でございます。 45: ◯委員長(北田 織君) 一旦ここで、2目については切らせていただきます。  2目の老人福祉費について、質疑がありましたらお願いいたします。川崎委員。 46: ◯委員(川崎英彦君) ただいまの成年後見制度についてなんですけど、地域ネットワークと、この1ページの図を見るとですね、本人がいて家族もいて、なおかつ後見人がいるという、こういう図式がですね、ちょっとよく分からないんですけど、家族が後見人というか、通常そういうふうに見ていると思うんですけど、ここで相談が起きるというのはどういったケースが考えられるんですか。 47: ◯委員長(北田 織君) 柚木高齢課主幹。 48: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 高齢者が抱える課題といいますか、いろんなケースがございまして、それを一体的にしている図式になります。支援ができる家族がいらっしゃる場合もあれば、全くそういう支援ができる第三者に後見人を依頼するケースなどもございますので、遠くにいらっしゃる、身近にいらっしゃらない家族だったりとかですね、そういったのを含めて全体的な図で表しております。 49: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。川崎委員。 50: ◯委員(川崎英彦君) もう一つはですね、本人が痴呆症というか認知が入って、もう判断ができないような状況になったときはですね、本人の相談とか要望とかなかなか聞き取れなくなってくると思うんですけど、そういう方に対してはどういうふうな取組になってくるんですか。 51: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 52: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 成年後見制度につきましては4種類の項目がありまして、全く本人の判断能力が欠けているものが通常である場合は後見人、著しく不十分である場合は補佐人、判断能力が不十分である場合は補助人という形で分けられていまして、あと、そういう状態になる将来を予測してといいますか、心配して、早めに任意で契約をする後見と4種類ございますので、今、川崎委員が言われたように、全く判断ができない、認知症が重くて判断ができない状態になられている場合は、基本的には関係する介護職員だったり医療職員とか、それぞれ関わっている職員等が総合的に協議をしながら支援をしていくという形になります。 53: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 54: ◯委員(川崎英彦君) はい、ありがとうございます。そういった意味じゃ、広報とか周知とかっていうのがとても大事になってくるということですね。はい、ありがとうございます。理解しました、ありがとうございます。 55: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 56: ◯委員(高橋裕子君) この後見人の方は、その方が自由に決められるということですか。いろいろ制約があると思うんですけど、遠くに家族がいて、地域の方のほうがよくその方のことが分かっているというようなこととかあると思うんですけど、その後見人に対して。 57: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 58: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 後見人につきましては、いろいろ条件とかもございますので、御本人さんが抱えている問題に対して適切に対応できる方ということになります。身近に支援ができる親族の方がいらっしゃれば、親族の方を後見人として家庭裁判所に届出を、申請をするという形になりますし、そういう適切な方がいらっしゃらない場合は、専門職ですね、弁護士さんだとか司法書士さんとか、そういった方をお願いしますという形で推薦を上げて、裁判所が適切な方を選任されるという手順になります。 59: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。高橋委員。 60: ◯委員(高橋裕子君) 例えば地域後見人とか、複数の方が地域の、一人だといろんなことが心配なのでというか、複数で見守るということもケースがあると思うんですけど、この場合はもうそういうケースは当てはまらないということですか。 61: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 62: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 後見人についてはいろんなケースがございますので、今現在、社会福祉協議会も法人後見を受けておりますので、そういった個人で後見人をしていただく場合と法人でしていただく場合と、ケースによって異なってまいります。 63: ◯委員長(北田 織君) 武末高齢課長。 64: ◯高齢課長(武末竜久君) すみません、補足で。後見人自体はあくまで家庭裁判所が選任するものであって、その後見人さんが本人を支援するに当たって、周りの御近所の方の力を借りるということもできます。そういう場合をこのチームとして受け止めて、どういうふうな形で進めていったらいいかというのを話し合う場を、改めてつくりたいということでございます。 65: ◯委員長(北田 織君) 内野委員。 66: ◯委員(内野明浩君) 後見人制度はですね、後見人制度というか、この成年後見制度、任意後見人、法定後見人というのがあるんだけどね、実を言うと非常にね、私は行政書士もやっていましてですね、成年後見制度って非常に普及していないですね。非常に使い勝手が悪いと。その中で今、近頃出てきたのが、家族信託という制度が出てきているんだけれども、何かそういうのを推奨しようというようなあれはないんでしょうか。 67: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 68: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 令和3年度に中核機関を設けて、成年後見制度の周知だとかチームの支援という形を開始する予定にはしておりますが、将来的にはですね、そういった市民後見人だとかいろんな後見のあり方というのを今後模索する形にはなっていくかと思います。ただ現実、先ほど言われましたように、いろんな課題が多くございますので、一つ一ついろいろ経験を積みながら、そこでできること、まずは来年度は周知をする、で、相談ができる体制を整えていくというところを考えております。 69: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 70: ◯副委員長(西川文代君) 同じところです。この予算額が861万9,000円ということで、社会福祉協議会に委託するということでしたけれども、これは人件費ですか、主に。 71: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 72: ◯高齢課主幹(柚木智子君) そのとおりでございます。 73: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 74: ◯副委員長(西川文代君) ありがとうございます。何名分とか、どういう体制になっているのか、ちょっと教えてください。 75: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 76: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 成年後見を中心にやっていただく職員1名分でございます。 77: ◯委員長(北田 織君) ほかによろしいですか。原委員。 78: ◯委員(原 克巳君) すみません、ちょっと1点だけ確認ですけれども、この図の中で「後見人等」となっているのは、先ほどおっしゃった補佐人とか補助人を含むということでよろしいんですね。 79: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 80: ◯高齢課主幹(柚木智子君) はい、そのとおりでございます。 81: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 82: ◯委員(金堂清之君) 後見人を設定するには、裁判所のほうで認定していくということですけれども、後見人も善良な人ばかりじゃないんですよ。後見してある方の財産を不要に使い込んだりいろいろなことをしてあるんですけれども、これの補償というのはどんなふうになるんですか。 83: ◯委員長(北田 織君) 答えられます。武末高齢課長。 84: ◯高齢課長(武末竜久君) すみません、補償というところまでは、この中核機関では、まだちょっと考えているところではございません。あくまで後見人と交渉人の間で起こしたところでありますので、多分、そこは民事の争いになると思いますので、私たちが入る余地がないのかなと思っています。  確かに後見人の不正というのはですね、多いというか、以前私が家庭裁判所とかの研修に行ったときに、やはり市民後見人に対してはなかなか難しくて、やっぱり専門職、弁護士さんとか社会福祉士さんとか、専門職の後見人を選任するという傾向がやっぱり福岡県では多いので、まずはそういったところから普及していくというところだと思っています。まずは啓発に、こういう制度があるということを啓発していきたいと考えております。 85: ◯委員長(北田 織君) よろしいですかね。  それでは、引き続き説明をお願いいたします。2目ですね、はい。武末高齢課長。 86: ◯高齢課長(武末竜久君) それでは、118ページですね。お戻りください。  続いてその次の丸、介護保険事業費は、ほぼ前年度と同じ額でございます。負担金、補助及び交付金は、地域密着型施設等整備補助金でございます。  高齢課の資料の2ページ目を御覧ください。  補助金の内容は、現在整備中でございます地域密着型特別養護老人ホーム及び併設されるショートステイ用居室の開設準備に係るものと、介護施設等における看取り環境整備促進事業でございます。  資料の中ほどの想定スケジュールの表の下のところを御覧ください。  看取り環境整備促進事業とは、みとり対応が可能な環境を整備するため、みとり及び家族等の宿泊のための個室の確保を目的として行う、施設の改修やベッド等の整備に要する経費が対象となります。これらの施設整備は、住み慣れた春日にいつまでも住み続けられることができるように行うものでございます。  もう一度、118ページのほうにお戻りください。  その下の介護保険事業特別会計繰出金は、介護給付費や地域支援事業に対する市の負担分と事務費分を繰り出すものでございます。  なお、地域密着型施設等整備補助金、介護保険事業特別会計繰出金、共に財源がございます。予算書のほうの29ページをお開きください。  説明欄の上から5項目め、低所得者対策国庫負担金でございます。これは繰出金に係るものでございます。  続きまして、37ページをお開きください。説明欄の上から5項目めの低所得者対策県負担金でございます。これも繰出金に係るものでございます。  負担率は、国が2分の1、県が4分の1となっております。  消費税引上げに伴う介護保険料の第1段階から第3段階までの低所得者軽減対策のための負担金でございます。  続きまして、39ページをお開きください。  説明欄の下から3項目め、地域密着型施設等整備県補助金は、補助率10分の10でございます。  それでは、118ページにお戻りください。  その次の丸、保険給付事務費は、ほぼ前年度と同じ額でございます。令和2年度の実績に基づき算定しております。  119ページの説明欄の上段の負担金、補助及び交付金の社会福祉法人等利用者負担対策補助金につきましては、県の補助金がございます。すみません、もう一度39ページをお開きください。説明欄の上から6項目め、社会福祉法人等利用者負担対策県補助金は補助率4分の3でございます。 87: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 88: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 119ページをお願いいたします。  119ページ最初の丸、世代間交流事業費につきましては同額でございます。  次の丸、老人クラブ費につきましては増額継続でございます。主な増額の理由は、市バス廃止に伴う研修活動支援の新規補助でございます。  負担金、補助及び交付金のうち、老人クラブ助成金、老人クラブ連合会が行う健康づくり事業補助金、老人クラブ連合会補助金につきましては、県の補助金がございます。恐れ入ります、39ページをお願いいたします。説明欄2項目めの老人クラブ助成費県補助金、中ほどの市町村老人クラブ連合会が行う健康づくり事業県補助金で、補助率はいずれも3分の2でございます。 89: ◯委員長(北田 織君) 冨永国保医療課長。 90: ◯国保医療課長(冨永普行君) それでは、同じく119ページを御覧ください。119ページでございます。  説明欄下から二つ目の丸、後期高齢者医療療養給付費負担金でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。後期高齢者医療の医療給付費の12分の1を市町村が負担するもので、後期高齢者医療広域連合の見込みで計上しております。  続きまして、説明欄のその下の丸、後期高齢者医療事業特別会計繰出金でございます。次のページに内訳が記載されておりますが、事務費繰出金分と保険基盤安定繰出金分がございます。増額継続でございます。今定例会に御提案しております、後期高齢者医療事業特別会計当初予算の一般会計繰入金で受け入れるものでございます。  この保険基盤安定繰出金につきましては、県の負担金がございます。37ページをお願いいたします。説明欄上から四つ目の項目、後期高齢者医療保険基盤安定県負担金でございます。後期高齢者医療保険料軽減分の4分の3を県が負担するもので、1億7,770万円でございます。  続きまして、120ページを御覧ください。120ページにお戻りください。  上から一つ目の丸、後期高齢者はり・きゅう費、ほぼ前年度と同じ額でございます。  2目は以上でございます。 91: ◯委員長(北田 織君) 2目老人福祉費について質疑はございませんか。西川委員。 92: ◯副委員長(西川文代君) 119ページです。上から二つ目の丸、老人クラブ費、こちらがですね、市バスの廃止によって増額しているというところですけれども、ちょっと昨年と比較してみますと、老人クラブ連合会補助金が増額40万ぐらいしているようですけれども、これは市バスとの関連、ちょっともう少し詳しくお伝えください。 93: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 94: ◯高齢課主幹(柚木智子君) この40万円の増額分が市バス廃止に伴う活動費補助になります。 95: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。
    96: ◯副委員長(西川文代君) 分かりました。それは分かっているんですけれども、何回分とか、1回が単価が幾らだからとか、ちょっとそこら辺りのことだったんですけど。 97: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 98: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 失礼いたしました。今回、市バス廃止に伴いまして、令和元年度の市バス利用状況を基本に、1回当たり5万円の8団体という形で40万円を計上しております。 99: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか、はい。  それでは、ほかに質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続きお願いいたします。柚木高齢課主幹。 101: ◯高齢課主幹(柚木智子君) それでは、120ページをお願いいたします。  3款1項4目社会福祉施設費の説明欄一番下の丸、老人福祉施設管理費は増額継続でございます。この事業の目的は、老人福祉センターナギの木苑を、高齢者の交流、生きがいづくり、仲間づくり及び介護予防の場として提供し、高齢者福祉の向上を図るものでございます。増額の主な理由は、新型コロナウイルス感染予防対策として、消毒作業を行うパート職員を追加配置することによります。  4目は以上でございます。 102: ◯委員長(北田 織君) 4目社会福祉施設費について質疑はございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。冨永国保医療課長。 104: ◯国保医療課長(冨永普行君) それでは、続きまして128ページをお願いいたします。  3款1項6目重度障害者医療費でございます。説明欄の下から二つ目の丸、重度障害者医療費でございます。減額継続でございます。事業の内容は、重度障がい者の医療費の自己負担分の一部を支給することにより、保健の向上と福祉の増進を図るものでございます。  続きまして、その下、重度障害者医療事務費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。  この重度障害者医療費及び事務費につきましては、県の補助が39ページにございます。39ページを御覧ください。説明欄上から三つ目の項目、重度障害者医療費県補助金でございます。医療費と事務費、補助率はそれぞれ2分の1で、県補助金合計で1億327万5,000円でございます。  6目は以上でございます。 105: ◯委員長(北田 織君) 6目重度障害者医療費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。冨永国保医療課長。 107: ◯国保医療課長(冨永普行君) それではですね、続きまして146ページをお願いいたします。  3款2項6目こども医療費でございます。説明欄の上から一つ目の丸、こども医療費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。事業の内容は、子どもの医療費自己負担分の一部を支給することにより、保健の向上と福祉の増進を図るものでございます。  本年4月から県の補助対象の拡大に伴い、通院医療費の助成対象を、現在の小学校6年生までから中学校3年生までに拡大をいたしております。拡大に伴う中学生の通院医療費の助成額は、約3,785万円を見込んでおります。  続きまして、その下の丸、こども医療事務費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。  このこども医療費及び事務費につきましては、県の補助が40ページにございますので、40ページを御覧ください。説明欄上から一つ目の項目ですね、左側に金額が書いてありますが、子ども医療費県補助金でございます。  先ほども御説明しましたとおり、通院医療費に係る県の補助対象は、今年度までは小学校6年生までの医療費と事務費でございましたが、令和3年度からは中学校3年生までの医療費と事務費となっております。補助率はそれぞれ2分の1で、県補助金合計で1億8,032万5,000円でございます。  6目は以上でございます。 108: ◯委員長(北田 織君) 6目こども医療費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109: ◯委員長(北田 織君) 質疑はないようですので、引き続き説明をお願いいたします。冨永国保医療課長。 110: ◯国保医療課長(冨永普行君) それでは、続きまして151ページをお願いいたします。  3款2項11目ひとり親家庭等医療費でございます。説明欄上から一つ目の丸、ひとり親家庭等医療費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。事業の内容は、ひとり親家庭等の医療費自己負担分の一部を支給することにより、保健の向上と福祉の増進を図るものでございます。  続きまして、その下の丸、ひとり親家庭等医療事務費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。  このひとり親家庭等医療費及び事務費につきましては県の補助が40ページにございます。40ページを御覧ください。説明欄上から二つ目の項目、ひとり親家庭等医療費県補助金でございます。医療費と事務費、補助率はそれぞれ2分の1で、県補助金合計で4,294万5,000円でございます。  11目は以上でございます。 111: ◯委員長(北田 織君) 11目ひとり親家庭等医療費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112: ◯委員長(北田 織君) 質疑はないようですので、引き続き説明をお願いいたします。冨永国保医療課長。 113: ◯国保医療課長(冨永普行君) 続きまして、158ページをお願いいたします。  4款1項1目保健衛生総務費でございます。説明欄の下から二つ目の丸、養育医療費でございます。減額継続でございます。  この養育医療費につきましては、国と県の負担金がございます。まず、国の負担金が30ページにございますので、30ページをお開けください。説明欄の一番下の項目、養育医療費国庫負担金でございます。医療費の2分の1を国が負担するもので、235万5,000円でございます。  次に、県の負担金が38ページにございます。38ページをお開けください。説明欄上から5番目の項目、養育医療費県負担金でございます。医療費の4分の1を県が負担するもので、117万7,000円でございます。 114: ◯委員長(北田 織君) 貴島健康スポーツ課長。 115: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、158ページにお戻りください。  158ページ、一番下の丸、保健衛生総務事務費、前年度とほぼ同じ額でございます。主な内容は、会計年度任用職員の人件費、システム保守料、筑紫医師会に対する筑紫地区PCR検査センター補助金などでございます。  159ページの下から4行目と3行目の骨髄等移植ドナー助成金と、小児・AYA世代がん患者在宅療養生活支援事業補助金につきましては、関連する歳入がございます。42ページをお願いいたします。16款2項2目衛生費県補助金、説明欄上から3番目の欄の下から2行目と1行目でございます。骨髄等移植ドナー助成事業県補助金と、小児・AYA世代がん患者在宅療養生活支援事業県補助金で、いずれも補助率は経費の2分の1でございます。  次に、160ページにお戻りください。  説明欄一番上の丸、健康づくり推進協議会費、増額継続でございます。  次に、説明欄その下の丸、健康教育・相談推進費、増額継続でございます。 116: ◯委員長(北田 織君) 柚木主幹。 117: ◯高齢課主幹(柚木智子君) その次の丸、健康運動トレーニング事業費は同額でございます。 118: ◯委員長(北田 織君) 一旦ここで、1目の保健衛生総務費については区切らせていただきたいと思います。ああ、分かっているんです。終わってないけど分かってる。  一旦ここで区切らせていただきますので、これまでの説明について質疑はございませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 119: ◯委員長(北田 織君) それでは、ここで空気入替えのため、暫時休憩させていただきます。  今が11時ですので、再開は11時10分ということでお願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時00分                 再開 午前11時07分                ──── ─ ──── ─ ──── 120: ◯委員長(北田 織君) それでは、休憩前に引き続き、健康推進部の審査を行います。  1目の保健衛生総務費について、引き続き説明をお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 121: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、160ページの説明欄上から四つ目の丸、食生活改善推進費、減額継続でございます。  次に、説明欄その下の丸、自殺予防対策費、増額継続でございます。  この項目を含めて、国県補助が関連する項目が四つ続きますので、関連する歳入の説明は歳出の説明の後にまとめさせていただいてもよろしいでしょうか。 122: ◯委員長(北田 織君) はい。 123: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、歳出の説明を続けさせていただきます。  次に、161ページをお願いいたします。  説明欄上から二つ目の丸、健康診査費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。健康増進法に基づく健康診査、がん対策基本法に基づくがん検診の実施及び事務を行うものでございます。  次に、162ページをお願いいたします。  説明欄一番上の丸、がん検診推進事業費、減額継続でございます。  次に、その下の丸、休日・急患対策費、ほぼ前年度と同じ額でございます。休日・夜間の医療、休日の歯科医療提供体制の確保のため、筑紫地区5市と筑紫医師会、筑紫歯科医師会と協定を締結し、取り組むものでございます。  それでは、以上4項目に対応する歳入予算を説明いたします。42ページをお願いいたします。  16款2項2目衛生費県補助金、説明欄上から三つ目の欄を御覧ください。  まず、自殺予防対策費に対応する歳入が4行目の地域自殺対策強化事業県交付金で、補助率は対象経費の2分の1でございます。  次に、健康診査費に対応する歳入が、その上の行、健康増進事業費補助金でございます。補助率は対象経費の3分の2でございます。健康診査費の特定財源としては、この補助金以外に、先ほど歳入で御説明いたしました健康診査本人負担金がございます。  次に、休日・急患対策費に対応する歳入が、その上の行、小児救急医療支援事業費県補助金で、補助率は補助基準額の3分の2でございます。  次に、31ページをお願いいたします。  がん検診推進事業費に対応する歳入が、15款2項1目衛生費国庫補助金、説明欄2行目のがん検診推進事業費国庫補助金で、補助率は補助基準額の2分の1でございます。  それでは、162ページにお戻りください。  説明欄一番下の丸、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業費、新規でございます。  具体的な内容について、本日、事前にお配りしております健康スポーツ課からの資料を用いて御説明いたします。  健康スポーツ課の資料の1ページを御覧ください。  事業概要と目的、【1】でございますが、医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険等の一部を改正する法律が制定され、令和2年度から「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施等」が規定されています。  高齢者になると、身体的・精神的・社会的に様々な課題を抱える人が多く、早期の段階からの介入・支援が重要となります。その特性を踏まえ、現在74歳までを対象として実施している生活習慣病予防の保健事業と、介護保険の地域支援事業として実施している介護予防事業を一体的に実施するというものでございます。  【2】の実施イメージ図を御覧ください。  本事業は、令和6年度までに全市町村が実施することとなっておりますが、春日市では令和2年度から試行的に実施、令和3年度から本格的実施としております。  事業を実施するためには、まず、医療専門職が医療・介護データを分析し、地域の健康課題及び個別の高齢者の健康課題を把握します。図の上の囲みの部分でございます。分析につきましては、九州大学と連携し、一部を委託します。その分析を基に、高齢者の包括的支援を実施いたします。図の下の部分になります。これまで保健事業で行っておりました疾病予防、重症化予防と併せて、介護予防事業も実施いたします。  現在、健康スポーツ課が行っている保健事業では、現在、健診結果に基づき、生活習慣病のリスクが高い40歳から74歳の方に対し保健指導を実施しておりますが、今後は75歳以上も保健指導を実施し、切れ目ない支援を実施いたします。  高齢課が行う介護予防事業については、通いの場や介護予防教室に医療専門職が関与することで、社会参加を含むフレイル対策を視野に入れた取組を実践し、健康相談などを実施いたします。さらに、医療関係団体である医師会、歯科医師会、薬剤師会等から、具体的なメニューや事業全体に対する指導、助言を得ながら、事業協力を依頼していきます。  右側の【3】令和3年度の事業計画案でございます。表の左側の記号がイメージ図につけている番号に対応しております。  事業の企画・調整などについては、医療専門職を配置し、健康スポーツ課、高齢課、国保医療課の3課で定期的に協議、連携、情報共有などを行っていきます。  医療介護データ解析では、システムなどを活用し、施策に必要なデータを見える化し、地域の健康課題の分析を行います。また、疾病の重症化予防及び介護予防を目指し、支援アプローチをすべき対象者数の把握を行い、支援を行う対象者の優先順位の検討を行います。  高齢者に対する個別的支援については、後期高齢者健診の結果から、生活習慣病の重症化のリスクがある人に対し、かかりつけ医やかかりつけ歯科医などと連携しながら、専門職による訪問などによる保健指導を実施してまいります。  通いの場への積極的な関与等については、通いの場などにおいて、フレイル予防の普及啓発活動や、運動・栄養・口腔などのフレイル予防などの健康教育、健康相談を実施してまいります。  医療関係者団体との連絡・調整については、高齢者の健康づくり施策に向けて、筑紫医師会、筑紫歯科医師会、筑紫薬剤師会、筑紫保健福祉環境事務所、福岡県歯科衛生士会などとの連携強化を図ってまいります。  【4】に令和3年度予算を記載しております。表の枠外、表の上のところにですね、該当する予算書のページを記載しておりますので、後ほど御確認ください。  歳入としましては、先ほど国保医療課長が御説明いたしました、21款5項5目3節の衛生費雑入の高齢者の保健事業と介護予防の一体化事業委託金で、福岡県後期高齢者医療広域連合からの委託金を受け入れるもので、専任医療職の人件費及び事務費でございます。  歳出予算としましては、事務消耗品費、印刷費、郵便料と、先ほど説明の中で触れました九州大学へのデータ分析委託料を見込んでおります。
     1目の説明は以上でございます。 124: ◯委員長(北田 織君) 1目保健衛生総務費について質疑はありませんか。高橋委員。 125: ◯委員(高橋裕子君) ただいまの説明のところです、162ページの一番下の丸。まず、このデータ分析ですけれども、これは地域別というか、春日市全体としてそのデータ分析、解析をされるのか、もしくはその地域、例えば中学校区だとかそういう地域に、その特色というか、発見するというか、課題の発見、そういうものなのかということをちょっと教えてください。 126: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 127: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 高橋委員おっしゃるようにですね、地域別に何か見える課題がないかという分析も含めたデータ分析になっております。あと、年代別であるとかですね、今予定しておりますのが、例えば健診受診者と未受診者の医療費と介護費の比較であるとか、いきいきプラザにございますいきいきルームの利用者と未利用者のそういった医療費及び疾患の比較であるとか、国保のレセプトであるとか後期のレセプト、あと本市が保有しているデータを突き合わせた形でですね、地域別であるとか年代別でデータを解析してアプローチをしていくというものになります。 128: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 129: ◯委員(高橋裕子君) はい、分かりました。  あと、社会的な孤立というか、こういった事業は息の長い事業でなければならない。それから裾野を広げていって、本当に全市的にというか、関わる人を多くしてですね、特にこういうコロナ禍であるときはですね、いろんな制約がありますので、そういう中にも、やっぱりこの身体的・社会的、もう一個ありましたけど、フレイルにならないようにしないといけないと思いますが、こういう自治会とか、まあ所管は地域づくり課ですけれども、そういった啓発というか、当然、医療的な指導とか、そういう何というかな、勉強法は必要ですが、誰にでもできる、そして誰でも参加できるというふうにしていくためには、やっぱり限られた一部の人だけではいけないと思うんです。そういったことは今後どういうふうに考えてあるか教えてください。 130: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 131: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) おっしゃるとおり、日頃から自治会での活動であるとかですね、そういったところに参加されている方についてはですね、ある程度こちらから出向いてですね、いろんなこういった保健指導であるとか、そういったもののアプローチがしやすいところはございます。  ただ、そういったところになかなか足が向かない方とかですね、そういった方々についてのアプローチとして考えているのがですね、先ほど医療のほうとの連携ということで申し上げましたが、例えば高齢者の方なんか、病院にかかられている方が多いと思いますので、そういったかかりつけ医の医療機関のところにですね、そういった通いの場の紹介などをしていただくようなですね、パンフレットの配置というのをお願いするような形で、今計画はしております。そういった場にですね、本人の身体状況とかもあるとは思うんですけれども、医療機関のほうからもちょっと声かけをしていただいて、参加を促していただくといったことも今考えております。 132: ◯委員長(北田 織君) 1目についてほかに質疑ございますか。米丸委員。 133: ◯委員(米丸貴浩君) 同じところですけれども、これは立派な説明資料を作っていただいてよく分かったんですけれども、国保データベース(KDB)の活用というのは、今おっしゃったとおりですね、地区割りによる分析もできますし、経年比較、年齢別の比較もできるので、どのようなものが出てくるかは、またいずれ教えていただこうと思いますけれども、この個別の保健事業を実施した、いろいろ今からやられることが書いてありますけれども、何をもって評価するのかというですね、評価の指標というのは、これはまたどこかで設定をされるんでしょうか。 134: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 135: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) こういった新しい事業に取り組むわけですので、どこかの時点でですね、「こういった数値がこのように変わったから事業の成果が出ている」という評価はやはり行っていかなければならないと考えております。ただ、どうしてもですね、やっぱりこういった事業について評価できるほどの、何といいますかね、データとして見えてくるのは、なかなかちょっと先の話にはなってくるのかなとは考えております。なので、スタートしてしばらくの間はですね、いろんなところでの教室であるとか、そういうのの3か所なるべく来ていただくとかですね、そういった方向でちょっと考えていけたらなとは思っています。 136: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 137: ◯委員(米丸貴浩君) 基本的な方針の策定をして、そして実施計画をつくっていく必要があるんだろうと。これが多分このことだろうと思うんですけれども、その中でいずれ出てくる話だろうと思ってちょっとお聞きしました。  先ほど高橋委員からも御質問があったとおりですね、通いの場というのを、今、中心になるのはサロンかなとは思っていますけれども、これ以外でも、例えばいろんな地区で行われているカフェとかですね、それからほかにもいろんな、カフェ以外にも、地区地区で集まることのあるいろんな通いの場があると思いますので、これは、ですから今、金堂部長の部だけではなくて、全庁的にいろんなところとリンクしてこれを進めていくという、その中心になるのが今のところは健康推進部であるという、そういう認識でよろしいんですかね。 138: ◯委員長(北田 織君) 金堂部長。 139: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 米丸委員がおっしゃったとおりです。まずは健康推進部の傘下で一枚岩となって、全庁的な、それぞれの所管にまたがりますので、メッセージとして、認知として広げていきたいと考えます。  先ほど、指標については貴島課長から説明したとおりなんですけれども、ちょっとお時間なり、3年とか5年とかですね、そういった中長期的な見方は必要かなとは思っております。ただ、いずれにしても、その指標から見えるところでやはりアプローチが、逆にこのアプローチでいいのかというのは当然課題も、御指摘のとおり考えていますので、とりあえず、とりあえずという言い方は変ですが、スタートしてみてですね、ある意味、試行錯誤はやむを得ない部分は出てくるかもしれませんが、こういった考え方で前に進んでいきたいと考えております。 140: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑はありませんか。岩切委員。 141: ◯委員(岩切幹嘉君) 同じところのですね、この資料に基づいてですが、この計画案の3番目ですけれども、高齢者の健康づくりの施策に向けてということで、これは非常にポイントになるんじゃないかなと思いますが、今までは、この医師会とかそういう方々は、どっちかといえば重症化を防ぐ、そういうところのポジションで連携を取ってきたと思いますが、この健康づくりというところで、この表現からすると「連携強化を図る」ということになっていますが、具体的にはどういうことが考えられるのかということをお伺いしたいんですが。まあ、大分忙しいというか、こういう方々は通常の業務が非常に忙しいわけですから、その高齢者の健康づくり施策にどう具体的に関われるのかというところが、ちょっと教えていただければと思いますが。 142: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 143: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 健康スポーツ課のほうではですね、予算のほうでもちょっと出てきたかと思うんですけれども、健康づくり推進協議会というところで、様々な計画案であるとかそういったものの御審議をいただいているんですけれども、その中に、筑紫医師会、筑紫薬剤師会、筑紫歯科医師会からそれぞれ委員の方に出ていただいてですね、いろいろな御意見をいただいているところでございます。  この高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施につきましても、もう昨年からですね、事業内容については御説明のほうを差し上げまして、様々な、今後事業展開を始めるに当たってですね、いろんな御意見はそこの中でですね、いただいていこうと考えております。もちろん、もし細かい部分でですね、先生方にちょっとお知恵を借りたいということになりましたらですね、個別の相談も必要になってくるかとは思いますけれども、助言をいただく場としては、そういった協議会を活用したいと考えております。  以上です。 144: ◯委員長(北田 織君) 岩切委員。 145: ◯委員(岩切幹嘉君) やはり協力体制の認識というか、相手側がですね、そこがないと成功しないと思いますので、こちらがそういう思いがあっても、向こう側が協力をしようという、その体制づくりが一番大事と思いますので、そこはしっかりと取り組んでいただければと思います。 146: ◯委員長(北田 織君) 答弁は要りますか。いいですね。  ほかに質疑はございますか。野口委員、はい。 147: ◯委員(野口明美君) 事業計画の(2)でございますけれども、この「支援アプローチをすべき対象者数の把握を行う」とありますけど、一気に市民の方をピックアップするというか、されていくのか、それとも、この「優先順位の検討を行う」というところにもつながるんですけれども、最初はある程度の人数をピックアップして決めて包括的支援をしていくのか、その点を教えてください。 148: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 149: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) この分析をしていく中でですね、市内の中でも、例えば地域的に何か傾向が見えてきたりとか、年代別に何か傾向が見えてきたりという結果が、恐らく多分、出てくるんだろうと思っています。当然、全て出てきた結果に基づいてですね、まあ、一気にアプローチというのもなかなか難しい話になりますので、その中で、例えばある程度のまとまりがある部分について、ちょっと積極的に関わっていくであるとか、そういった、どこの対象にどのような事業でアプローチしていくというのを検討するためのデータ分析かなというふうに考えております。 150: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。川崎委員。 151: ◯委員(川崎英彦君) とてもすばらしい取組だと思うんですけど、この医療・介護データの解析というか調査・分析についてなんですが、これは個人の健康状態の情報が出されるわけですから、その同意というかですね、そういったものが必要になってくると思いますけど、その点はいかがですか。 152: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 153: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) この分析するに当たっては、先ほども御説明したとおり、九州大学の御協力を得る形になっていますので、一定の個人情報を外部に出すという形にはなります。そこではですね、ストレートに個人情報を出すのではなく、記号化して、市の内部でしかそれが結びつかないような形でのデータ提供をしております。 154: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 155: ◯委員(川崎英彦君) ということは、医療機関の全ての情報がデータとして出されるというふうな認識でよろしいですか。 156: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 157: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 医療レセプト等を活用しておりますので、ここで本市で分かり得るのが、国保の対象者と後期高齢の対象者になりますけれども、医療レセプトを活用しておりますので、何らかの医療機関にかかられたとか、そういった、こういった病気でかかられたとかいうデータは、そこでつかむことになります。                 (「全てですか」と発言する者あり) 158: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 159: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) レセプト上のですね、どの部分までの情報かというのは、すみません、ちょっと私は今把握しておりませんので、基本的には、この事業に取り組むに当たって必要になるデータというふうに考えております。 160: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 161: ◯委員(川崎英彦君) ああ、ごめんなさい。レセプトの項目じゃなくて、医療機関にかかった方全てのデータが取れるというふうな認識ですか。 162: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 163: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) はい、データ化されている分につきましては全て把握はできます。 164: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。西川委員。 165: ◯副委員長(西川文代君) 160ページの下から1番目の丸の自殺予防対策費です。もう何か本当いろいろとですね、お忙しい中なんですけれども、2万円ほどですね、前年度よりも増えているということで、数も増えていますし、一人で抱え込まないでというような、やはりですね、目に見える啓発というのがすごく必要と私は思っていますが、この謝金が上がっているようですが、どのような方、上がった理由とかそこを教えてください。 166: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 167: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) ここ数年ですね、市職員向けの研修にはなるんですけれども、筑紫保健福祉環境事務所の専門職の方をお招きして講義をしていただいていたので、そこはちょっと報償費とかそういったものがかかっていなかったんですけれども、来年度はですね、ちょっと見方を変えて、外部のですね、本当にそういったことに深く関わっている方のような人をお招きして、一度研修を受けてみようということで、取組を少し変えております。そのため謝金がですね、少し増えているという形になります。 168: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 169: ◯副委員長(西川文代君) すみません、聞き漏らしだったらすみません、これが職員向け、市民向けではないということですかね。 170: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 171: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) はい、市民向けの講習につきましては、従前から外部の講師を招いておりましたので、報償費として上がった分は、その職員向けの研修に外部講師を招くということで、少し金額が上がっているということになります。 172: ◯委員長(北田 織君) ほかにございませんか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173: ◯委員長(北田 織君) それでは、引き続き説明をお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 174: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、165ページをお願いいたします。  4款1項2目予防費、説明欄一番上の丸、予防接種健康被害給付関係費、ほぼ前年度と同じ額でございます。予防接種で健康被害に遭われた方への救済に係る事業でございます。  歳入として県の補助金がございます。42ページをお願いいたします。2目衛生費県補助金の説明欄の一番上の行、予防接種事故対策費県補助金でございます。補助率は給付額の4分の3となっております。  165ページにお戻りください。  説明欄一番下の丸、成人予防接種費、増額継続でございます。内容につきましては、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性の成人風疹の抗体検査及び予防接種、65歳以上の方の肺炎球菌及びインフルエンザの予防接種の実施及びそれらに係る事務費でございます。  増額の主な理由ですが、高齢者インフルエンザ予防接種については、高齢化率の上昇により、接種率は横ばいでも接種者数は伸びている現状がございましたが、令和2年度は自己負担金を免除としたことで接種率が大幅に伸び、この影響で令和3年度も接種率の上昇を見込んでいることによるものでございます。  関連する歳入予算がございます。31ページをお願いいたします。15款2項1目衛生費国庫補助金の上から3行目、緊急風しん抗体検査等事業国庫補助金でございます。成人風疹の抗体検査費用、対象者の方にお送りする抗体検査、予防接種のクーポン券の作成、郵送に係る経費の2分の1でございます。  2目は以上でございます。 175: ◯委員長(北田 織君) 2目予防費について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 176: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。貴島課長。 177: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、170ページをお願いいたします。  4款1項7目いきいきプラザ費、説明欄一番下の丸、いきいきプラザ管理費、増額継続でございます。いきいきプラザの施設管理に係る光熱水費、各種機器の保守、警備や清掃業務などの経費でございます。  増額の主な理由は、委託業務や保守業務において、複数年契約や長期継続契約の更新の年であることから、改めて入札実施のために設計金額を積算した結果、前年度を上回ったもので、入札結果に基づき、不用額が生じましたら補正する予定でございます。  また、令和3年度からのいきいきプラザにおける発達支援業務の拡充による職員数の増加に伴い、職員駐車場が不足するため、民間の駐車場を借り上げるための経費を新たに計上したことによるものでございます。  7目は以上でございます。 178: ◯委員長(北田 織君) 7目いきいきプラザ費について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 179: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。貴島課長。 180: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、277ページをお願いいたします。  10款5項1目保健体育総務費、説明欄一番上の丸、社会体育総務事務費、ほぼ前年度と同じ額でございます。  次に、説明欄その下の丸、スポーツセンター事務費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。  次に、278ページをお願いいたします。  説明欄一番上の丸、北スポーツセンター事務費でございます。ほぼ前年度と同じ額でございます。  次にその下の丸、各種大会行事等事業費、減額継続でございます。主な内容としましては、東京2020オリンピック聖火リレー、パラリンピック聖火フェスティバルのイベント業務委託料、スポーツフェスタ実行委員会補助金などでございます。  減額の主な理由は、聖火リレーの経費について、県が一括して契約し、実施市町村が負担する東京2020オリンピック聖火リレー春日市負担金が、県による経費の再精査や運営方法などの見直しにより、減額となったことによるものでございます。  次に、279ページをお願いいたします。  説明欄一番上の丸、スポーツ推進委員費、ほぼ前年度と同じ額でございます。  次に、説明欄その下の丸、スポーツ大会参加補助費でございます。増額継続でございます。内容は、県民体育大会運営業務委託料、全国大会等出場補助金でございます。増額の主な理由は、令和3年度は、県民体育大会の開催地として北九州京築地区が予定されており、交通費などの経費が増加したことによるものでございます。  次にその下の丸、スポーツ団体育成費、減額継続でございます。内容は、スポーツ少年団運営費補助金、体育協会運営費補助金でございます。減額の主な理由は、体育協会運営費補助金の減額、福岡春日シーキャッツに対するトップチーム育成補助金の終了によるものでございます。  春日市体育協会につきましては、昨年度の予算審査特別委員会でも御説明いたしましたとおり、体育協会理事会などでも、体協加盟団体の体協運営に関する関わり方や、財政的な自立の方向性を検討し、行政としても、事務局との協議や理事会への出席などを行い、関わってまいりました。  令和2年度中、体協では、加盟団体と体協の関わり方について、体協役員事務局運営について、受益者負担と市からの支援について、将来の体協はどうあるべきかなどについて、理事会と加盟団体とで意見交換、協議の機会が持たれました。今後の体協の在り方や、体協と事務局との関わり方、会費の負担などについて、様々な御意見が出されたようです。この協議は、体協の安定的・継続的活動や、事務局体制の維持・強化には加盟団体の協力が不可欠であり、体協への所属意識を高め、体協をつくり上げる一員であることを認識していただく機会とすることも目的とされており、今後も必要に応じて協議が持たれるとのことです。  体協及びその加盟団体の活動が本市のスポーツ振興の中核を担っていることから、本市としては運営補助金を支出していますが、その補助金が財源の大部分となっていることから、その体質改善のための加盟団体の会費の適正化について協議を行い、現時点では、令和4年度をめどに会費の増額が検討されているところでございます。  本市の補助金については、令和3年度は前年度から200万円減額の700万円を計上しており、令和4年度以降の補助金についても継続して協議を行うとともに、現在体協に委託している事業、県民体育大会運営や水泳大会運営業務などについても、きちんと受託事業として成り立つ形での見直しを検討していく予定でございます。  次に、福岡春日シーキャッツに対するトップチーム育成補助金につきましては、先ほど健康推進部長のほうからも説明しましたとおり、原則、チーム設立後3年間の支援としており、その間、協賛企業の増加や、クラウドファンディングによる資金調達など、自立に向けた運営が進んでおり、本市の補助金については役割を終えたものと考えており、令和2年度で終了とさせていただきました。今後は会場の使用や広報など別の支援について、今後もチームと協議して継続していきたいと考えております。  1目は以上でございます。 181: ◯委員長(北田 織君) 1目保健体育総務費について、質疑はございませんか。岩渕委員。 182: ◯委員(岩渕 穣君) すみません、279ページのスポーツ団体育成費トップチーム育成補助金なんですが、この補助金の要綱上はですね、上位リーグを目指す全てのスポーツ団体にということが定められたと思うんですが、ここで廃止ということになるとですね、本当にシーキャッツありきということで、著しく公平性を欠くのではないかと思うんですが、そういう部分での見解をお聞かせいただけますか。 183: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 184: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) あくまでこれは要綱を作成しましてですね、それに基づいて支出したものでございまして、要綱自体は廃止になっておりませんので、今後ですね、設立してという条件があるんですけれども、そういったチームが出てきました場合はですね、いろんな内容をお聞かせいただいて、もしその事業に該当するものであれば、また必要な支援は行っていくということで考えております。
    185: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑ございますか。金堂委員。 186: ◯委員(金堂清之君) 体育協会に補助金を900万から700万、200万削減されましたけれども、この体育協会の運営というのは、各種団体との協議の中で、負担金も含めた中で、そのあとの運営をというようなことですけれども、体育協会は今、体育館の管理してあるところの下請というか、共に協議しながら運営していくという方向性はどんなふうになっておるんでしょうか、ちょっとお聞かせください。 187: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 188: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今の時点でスポーツセンターを運営している春日まちづくりパートナーズですね、そちらの業務の一部を体育協会が委託して運営するというところまでには行き着いていない現状がございます。ただ体育協会としてもですね、今後、体制の強化を図るためには、そういった事業の委託という面もですね、力を入れていかなければならないというのはもちろんのことでございますので、今後、体育協会として何ができるのかというのは、行政も関わりながらですね、ちょっと考えていきたいとは思っております。 189: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 190: ◯委員(金堂清之君) これは今の体育協会の前会長のときから大きな課題になっておったし、負担金700万円を補助していくと、900万を補助していくというときから、その問題は提起されて、体育協会で協議していくという話になっておりましたけれども、なら、その当時、前会長あたりは何も協議をしていなかったんですか。指定管理者と協議をしないでそのまま、何も体育協会は協議していないという、努力していないという意味ですか。そしたら、何のために補助金を出して、何をしたかということが問題になりゃせんですか。 191: ◯委員長(北田 織君) 答えられますか。貴島課長。 192: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 何も協議が進んでいないということはないとは思うのですけれども、なかなか、体協の補助金を増額したときにですね、私どもが抱えておりましたスポーツフェスタの事業であるとかそういったものを一緒に委託事業として、体協の、体育協会のためということで、その当時、委託事業をいろいろ増やしていったんですけれども、結果としてそちらのほうに体協の事務局などがですね、手が取られてしまって、なかなかそういった方向での検討に至らなかったという反省点が、これは行政のほうとしてもですね、ございます。  なので、当初描いていた絵のとおりにはなっていないというのは事実でございますのでですね、今後、私どもとしてはやっぱり、本市のスポーツ振興の中核を担っていただいている体協という認識ではありますので、それに見合った事業であるとかですね、行政に対する、行政のスポーツ振興の支援であるとか、そういったものを今以上にちょっと深くですね、行政と体協とで関わって進めていけたらと思っているところで、過去に思い描いていたとおりになっていないというのはですね、行政も含めての反省点であると認識しております。 193: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 194: ◯委員(金堂清之君) 苦しい答弁のような感じがします。というのは、当時700万の補助金を出すときに、その問題提起は、当時の議員さんは指摘されておったと思うんですよ。本当に体育協会がそこまで一生懸命努力して、指定管理者と協議をしながらやっていくというのが本筋じゃなかったろうかと思います。それを指導していない行政にも責任があるんじゃないかなと思っております。まあ、今ここでとやかくどうのこうの言っても始まるもんじゃないんですから、今後、体育協会の指導というのは、これだけの補助金を出すならば、行政としての指導もひとつよろしくお願いしておきます。これは要望です。 195: ◯委員長(北田 織君) 金堂健康推進部長。 196: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 体育協会への補助金については、もう金堂委員おっしゃるとおりという認識です。今回、補助金の200万減額ということですので、当然、これまでの各理事会への協議、またはその加盟団体との協議も、私たちは同席してお話をさせていただいております。その中でお伝えしているのは、ただ単に市の補助金を減らして加盟団体に負担金を増やすと、ただそういった話ではありませんと。あくまでも体育協会自身の体力をつけないと、やはり指定管理にもつながりませんし、指定管理の受託とかですね、そういったところにつながっていきません。  やはり、ただ単に自分たちが使い勝手がいい、事務局だけが体育協会ではありませんので、加盟団体を含めたところが全てが、全体が体育協会ですという醸成を、金堂委員おっしゃるとおり、ちょっと後ればせながらというような状況もあるかもしれませんけども、一緒に、協議は今後も続けてまいりますので、また叱咤激励を含めて御指導いただきたいと思います。 197: ◯委員長(北田 織君) 西村委員。 198: ◯委員(西村澄子君) すみません、関連してです。今、金堂委員も言われましたけど、今までの経過でですね、例えば市民から、市民目線で考えると、体育協会と、そして業務委託している業者と、それと行政が連携会議を毎月されているというふうには聞いているんですが、その中で、なかなかかみ合っていないというんですか、そういうのが現状化されているんじゃないかなと思うんですよね。だから何かこう、市民に浸透していないというところも出てくるんじゃないかなと思うんです。  ですので、もうちょっとそこの連携をスムーズにしていただいたり、その思いが少しかみ合っていないんだったら、もう少しこう、何というんですか、かみ合うような、何かこう、策だとか考え方とか方向性だとかいうところを考えていただかないと、この問題はもう何か、ずっと並行線になってしまっているような気がするんですね。ですので、そこをぜひ、先ほど、今以上の行政が関わっていくという言葉をいただきましたので、ぜひ今後期待したいと思うんですけど、そこのところを何か答弁いただけたら。同じような答弁になるかもしれませんが。 199: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 200: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 3者の連携を強化するために、どういった形で今後いくかというお話だと思うんですけれども、今この場でですね、ちょっと具体的にどういうことをやっていったらそれが深まるのかというのは、ちょっと今答えを持ち合わせていないんですけれども、委員おっしゃったとおり、毎月ですね、定例的に体育協会、私ども、それと指定管理者でですね、会議は持っております。ただ、今やっている会議というのはなかなか、施設運営に関する会議に終始しているところがありますので、その会議の在り方というのを少しちょっと、今委員がおっしゃった方向に向けるような方策は、今後検討してまいりたいと思います。  以上です。 201: ◯委員長(北田 織君) よろしいですね、はい。松尾委員。 202: ◯委員(松尾徳晴君) 競技団体の会費を値上げということで、令和4年からということで予定してありますけど、これはもう全体的に流してあるんですか。了承を得ているちゅうか、そういう方向ということは出してあるんですかね。 203: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 204: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 具体的に幾らとかいうところまではまだ出されてはいないとは思うんですけれども、昨年の11月ぐらいからですね、各競技団体のほうと、今こういう時期ですので、一斉に集めてというのが難しかったものですから、5団体ずつとかをですね、分けて、今の体協の在り方であるとか、会費の適正化であるとかいう御説明をされておりまして、最終的に令和4年度からの会費の増額というところまでは、お話は各加盟団体のほうには伝わっております。 205: ◯委員長(北田 織君) 松尾委員。 206: ◯委員(松尾徳晴君) ということは、まだ具体的には言っていない、しかし方向性ではあるということですね。これはしっかり了解を得てもらわないと、なかなか、それに対しての意見も相当あると思いますけど、そこら辺のはもう意見は出ていないんですか。それとも、ある程度了承してある方向ですかね。 207: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 208: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 各加盟団体の御意見が全てそろっているかというと、恐らくそういうわけではないと認識しています。ただ、やはり今後もこの体協の活動を続けていくには、ある程度の負担増はやむなしという御意見もやっぱり多くございますので、これはやっぱりこれからの説明になってくるのかなとは思っております。ただ、体協の理事会の方向性としては、会費は増額ということで皆さんにお願いしていくということで、方向性は定まっております。 209: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。西村委員。 210: ◯委員(西村澄子君) そこのところもですね、現場、実際に動いていらっしゃる加盟団体がしっかり浸透していない、そして、それを例えば今年度、来年度に向けて、その加盟団体が予算組みをしている時期なんですよ。そして、その締切りがもう3月になっているということ、そしてその下の加盟団体がおられる方たちの市民団体の予算もスポーツ課に出されている、この3月26日締切りでしたかね、そういう状態であるということを十分理解していただいて、もうちょっとそこの市の連携をちゃんとして、そして市民にちゃんと浸透して、体育協会にも、各加盟団体にも理解していただくような、何かもう本当に後手後手になっているような気がするんですよね。ですので、ぜひそこのところも、さっきの会議の在り方も、これは要望になりますけど、よろしくお願いします。 211: ◯委員長(北田 織君) それじゃ、要望ということでお願いいたします。  それじゃ、引き続き次の説明をお願いいたします。貴島課長。 212: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、280ページをお願いいたします。  10款5項2目体育施設費、説明欄二つ目の丸、学校施設開放事業費、増額継続でございます。  次に、説明欄その下の丸、スポーツセンター管理費、増額継続でございます。総合スポーツセンターの管理に係る経費で、主な内容は総合スポーツセンター等管理業務委託料で、いわゆる指定管理料でございます。  増額の要因としましては、令和2年度の指定管理料が、温水プール大規模改修工事のための休館による経費の減を見込んだため減額となっており、令和3年の6月からは温水プールの運営が再開されるため、それに伴う運営経費の増額、また、総合スポーツセンター屋外グラウンドとふれあい文化センター旧館との間の屋外トイレが老朽化し、修繕などの対応も困難になってきていることから、令和3年度に解体工事を予定していることによるものでございます。  次に、281ページをお願いいたします。  説明欄一つ目の丸、温水プール管理費、減額継続でございます。内容としましては、温水プール大規模改修に係る設計監理業務委託料、改修工事費、リニューアルに伴う備品購入費でございます。減額の主な理由は、令和2年度から3年度にかけての大規模改修工事費が、令和2年度工事分のほうが大きかったことによるものでございます。  なお、工事請負費については、関連する歳入予算がございます。59ページをお願いいたします。22款1項7目教育債、温水プール大規模改修事業債で、充当率は経費の90%でございます。  それでは、281ページにお戻りください。  説明欄その下の丸、西野球場管理費、増額継続でございます。主な内容は、西野球場と隣接地の一体的整備に係る設計業務及び測量業務、用地借上料で、増額の要因は、設計業務及び測量業務の新規計上によるものでございます。  本日、健康スポーツ課からお配りしております資料の2ページを御覧ください。  西野球場と隣接地の一体的整備については、今年度、基本構想を策定し、複数案の中から検討した結果、こちらに示しております第2案となっております、西野球場と隣接地の間の外野フェンス、照明灯などを撤去し、一体的に多目的に使用できる運動公園として整備していく方針で進めてまいります。もちろん、この案にはクリアすべき課題もございますので、今後、実施設計を進めていく中で、地元にお住まいの方々や関係団体との意見交換を行いながら、よりよい形につくり上げていきたいと考えております。  令和3年度は測量及び実施設計を行い、令和4年度は隣接地部分の暫定工事と並行し、全体の都市計画決定事業認可に係る手続を進めます。令和5年度には隣接地部分の供用を開始し、都市計画決定事業認可が下り次第、西野球場の借地部分の用地買収に着手いたします。令和7年度には西野球場部分を含めた全体工事に着手し、お手元の図面の形が最終形となります。全てのスケジュールが円滑に進めば、令和9年度に全体整備後の供用が開始できると考えております。  それでは予算書にお戻りいただいて、281ページ、内容につきましては次の282ページにかかっております。  一番下の丸、北スポーツセンター管理費でございます。減額継続でございます。主な内容は北スポーツセンターの管理に係る委託料や保守料で、減額の主な要因は、令和2年度に防球フェンスの改修工事が完了したことによるものでございます。  次に、282ページの一つ目の丸、春日運動広場管理費、増額継続でございます。西鉄との土地の交換は完了いたしましたが、下段について引き続き管理するための経費でございます。  2目及び歳出は以上でございます。 213: ◯委員長(北田 織君) 2目体育施設費について質疑はございませんか。米丸委員。 214: ◯委員(米丸貴浩君) 280から281にかけての、まずスポーツセンター管理費ですけれども、今、総合スポーツセンターにはWi-Fi環境がないかと思うんですけれども、この整備の必要があるのではないでしょうか。財源としてはですね、例えばですよ、これは所管がちょっと違うかもしれませんが、例えば財源としては、緊防債の中には、大規模災害時の防災・減災対策のために必要な施設整備というのがありますし、いろんな財源があるだろうと思いますので、まずはこういうWi-Fiの整備というのは考えはありませんでしょうか。 215: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 216: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 令和3年度予算につきましてはですね、そういった経費のほうは計上していないんですけれども、防災の観点から、電話がですね、つながらなくなったときとかはやっぱりWi-Fiが活用されることが多いと思いますので、そこはちょっと関係所管と今後協議を進めながら、ちょっと検討してまいりたいと思います。  以上です。 217: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑はございませんか。藤井委員。 218: ◯委員(藤井俊雄君) 281ページから282ページにかけての北スポーツセンター管理費の中の委託料、管理業務について少し詳しく説明してください。 219: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 220: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) こちらの管理業務につきましては、北スポーツセンターの受付であるとか施設の管理、あと清掃業務の部分になります。  以上です。 221: ◯委員長(北田 織君) 藤井委員。 222: ◯委員(藤井俊雄君) 以前はこれは随契で行われていたと思うんですが、業者選定を入札にするというようなことを聞き及んでいたかと思いますが、これについてはいかがでしょうか。 223: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 224: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 以前御説明したときにですね、この管理業務については入札で進めていくということで御説明をしておったところでございます。  ただ、ちょっとですね、その後の庁内の協議の中で、入札を予定することで事務を進めておったんですけれども、北スポーツセンターの管理業務については、業者選定をするのならば、総合スポーツセンターとの一体的な管理をまず先に検討するべきではないかという意見が庁内でも出てまいりました。そうすると、春日まちづくりパートナーズのほうに一括で、北スポーツセンターも含めてですね、管理をお願いすることが今の状況でできるのかということなんですけれども、今ちょっと、そこに行き着くまでには業務の整理ができていないのかなというふうに、私どもは考えております。  そこで、入札を実施したときにですね、今管理を行っていただいている業者さんでもなく、まちづくりパートナーズでもない業者さんがここの管理に関わってくると、またちょっと話が進みづらくなってくるのかなということで、庁内では議論がなされまして、令和3年度につきましては引き続き、今までのふれあいネット春日さんのほうに引き続き業務を委託したいというふうに考えております。  私どもが課題として考えているのは、以前も藤井委員さんのほうからですね、御提案もありました、管理するのであれば、やはり総合スポーツセンターと一体的な管理の方向はちょっと模索する必要があると考えておりますので、今後そういった方向での検討を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 225: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございませんか。中原委員。 226: ◯委員(中原智昭君) 282ページの春日運動広場の管理費ですけど、現在、これは下段のことだと思うんですけど、使用の状況と、例えばこれはトイレとかがあったんですが、そこの管理はどうされているんですか。それと、例えば使用されているところには、施設の料金というか、そういうのも取ってあるんですか。 227: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 228: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 下段についてはですね、もうスポーツ施設としての利用はやめておりますので、健康スポーツ課のほうで貸出しという形は取っておりません。基本的にはですね、地元の自治会の方の行事に活用していただくようにということでお話ししておりますので、平田台の地区の自治会ですね、そちらのほうの古紙回収であるとか、昨年はちょっとなかったかとは思うんですけれども、お祭りであるとかですね、そういったことに活用していただいています。  それとトイレですね、こちらの管理については、予算にも計上しておりますけれども、電気料や水道料についても、こちらの部分の管理の経費になっております。  以上です。 229: ◯委員長(北田 織君) 中原委員。 230: ◯委員(中原智昭君) じゃ、その清掃とかに関しては自治会ですか。 231: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 232: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 清掃についてはですね、これまでは特段予算化しておりませんでしたので、使用者の方にちょっときれいにしていただくという方向で考えております。 233: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ありませんか。吉居委員。 234: ◯委員(吉居恭子君) 西スポーツセンターの、スポーツ施設のこの計画なんですけど、前、何というかな、産業廃棄物が残っているとか、それは西鉄がきれいにする約束とかいうのを言われていたんですけど、それはもう終わったんですかね。 235: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 236: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) そちらについては、土地を交換する前にクリアしておくべき課題でしたので、交換前に私どものほうも現地を確認しながら、撤去をしていただいております。 237: ◯委員長(北田 織君) 吉居委員。 238: ◯委員(吉居恭子君) それともう一つ、文化財の試掘をしたけれども、本掘はしないでいいというふうになったということがありましたよね。今回の整備計画で、本掘は必要ないということになったんですかね。 239: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 240: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 本掘が必要な場合というのが、永久的に残るような構造物を造るような場合はやっぱり本掘が必要になってくるので、一部進入路を造る部分については、やはりどうしても本掘は必要になってまいります。全体的ではなくてですね。 241: ◯委員長(北田 織君) 吉居委員。 242: ◯委員(吉居恭子君) じゃ、これから測量とかいうのと一緒にというか、そういうときにされるということなんですかね。 243: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 244: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今できているのがあくまで構想案になりますので、今後、詳細な実施設計をしていく中で、この部分に進入路ができるとかいうことになったら、そちらの本掘に着手することになると思います。 245: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ありませんか。金堂委員。 246: ◯委員(金堂清之君) 西スポーツセンターの設計図の中で、この野球場の照明器具は取り除くということですけれども、そうすれば、春日市にある運動広場の中で、照明器具は全部ないんじゃないかなと思うんですよ。その辺はどうお考えなのか。どうして照明器具を外されるんですか。 247: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 248: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) こちらの案につきましてはですね、なるべく多くの種目の方に御利用いただくための多目的な広場として計画しておりますので、そのためにはですね、どうしても外野のフェンスであるとか外野の照明灯といったものが、一体的に活用するにはどうしても支障になるということで、今回撤去ということで案をつくらせていただいております。 249: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 250: ◯委員(金堂清之君) そうすれば、春日市にはナイター設備の球場はないということになりますね。ほかの市町村ではナイター設備の広場というか運動施設はありますけれども、春日市はナイターは廃止ということで理解しとっていいんですか。そうならば、市民サービスというのはどうなるんですか。多くの皆様方というのはよく分かりますけれども、野球する中で、昼間どうしてもできないって言われる方もいらっしゃると思うんですよ。そういうところも少しは考えてもらわないと。多額な費用をかけて運動広場を造られるんですから、その辺は、それでもナイター設備はなくすということのお考えですか。いかがでしょうか。 251: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 252: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 照明についてですね、今この案で撤去する予定なのは外野の部分ですね。一部、内野の部分の照明はそのまま生かす形で計画をしております。現在のナイターの使用状況なんですけれども、今のところはですね、野球の試合とかで夜間のナイター照明を使われての試合は今はない状態で、使われているのが、少年野球の練習のときに一部照明を使われているところがありますので、そちらの対応につきましては、持ち運びのできる簡易照明などをちょっと施設のほうに用意できないかということで、今検討を進めているところでございます。 253: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 254: ◯委員(金堂清之君) それはあなたたちの理屈であってね、ナイター設備がないという野球場というのはおかしくないですか。その辺はもう少し、ナイターをするチームがいない、何もしないから造らないというのはおかしくないですか。それはぴしっとした設備を持ってするならば、利用される方はいらっしゃると思いますよ、春日市民で。人口11万3,000人もいらっしゃる中で、野球される方はいらっしゃると思いますよ。  というのは、なぜ野球連盟とかいろいろなチームの皆さん方が、ナイターとかいろいろなものをしないかというのは、ナイター設備がここだけしかないと。中学校はほとんどナイターの使用を許可しない。昔は中学校のナイターもお借りして野球はしておりましたけどね、今は中体連の関係、中学校を優先する、それは子どもたちのために優先させて、広場、運動場は使用するのは、それは当然のことだと思いますよ。だけども、これだけの構想を練りながらナイター設備がないというのは、僕はおかしいと思います。その辺はよく検討してください。 255: ◯委員長(北田 織君) 金堂健康推進部長
    256: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) ナイター設備についての御指摘はもう承っておりますが、まず西野球場については、野球ができる環境を保全したいというのがまず大前提と、あと、やっぱり近隣住宅地にどういった影響があるのかというのも、地域にお住まいの方の配慮も当然必要でございます。地域住民との説明会では、やっぱり照明の問題、音の問題、これについては極力改善をしてほしいというのを直接承っておるところでございます。  あと、いろいろ項目としてはあるわけですけれども、平田台の春日運動広場の機能は持っていくとかですね、原遺跡の活用とか、災害時、敷地全体が仮設住宅の利用ができるとか、そういったところを総合的に考えていく中で、やはり、この外野の部分の照明については別な方法で対応できないかというのを、今、野球連盟をはじめ、各利用団体、利用者と、運用についてですね、協議を進めているところでございます。  金堂委員がおっしゃっている部分は十分承知しております。しかしながらですね、10万都市である春日市ですけども、今後の財政状況を考えれば、やはり広域的に公共施設は利用すべきというふうな考えもありますので、市内には春日公園球技場もあります。そこら辺の利活用もですね、今後、県と協議をするなりしていきたいと考えております。  以上でございます。 257: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑はございませんか。川崎委員。 258: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。考案のときにもちょっと話が出たんですが、そのときに明確な答えがなかったんですけど、これだけの立派な計画がですね、実施設計じゃないですけど、上がってきてですね、関係団体の聞き取りもあったということなんですが、当然、地権者との交渉についてはですね、同意と言わないまでも、売却の意向みたいなものは取った上で進めているというふうに考えてよろしいんですかね。 259: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 260: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) そもそも、土地の交換の前から借地解消という動きはあったわけでございまして、今回、土地の交換を進めるに当たって、今後はこういった形での活用をしていきたいということで、地権者の方には全て、全員の方に説明をさせていただいております。「市の最終的な目指すところは、用地をお譲りいただくことですよ」というお話はさせていただいてですね、まだ感触ぐらいの段階ではありますけれども、「絶対駄目ですよ」というような感触は持っておりません。 261: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。松尾委員。 262: ◯委員(松尾徳晴君) 北スポーツセンターですかね、管理のあれを一体化して契約ということで話されましたよね、スポーツセンターと。これのメリットというか、それと課題があると思うんですけど、大体、契約というのは、普通私たちが今までやってきたのは、できるだけ分けてやろうというのが契約の基本だったんですが、それは、それよりももっと大きいメリットがあるから一体的にするとおっしゃっているんですけど、そこら辺の部分を詳しく説明していただいたらと思っております。 263: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 264: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) まだ明確な何かがあるわけではなくてですね、もし個々の事業について考えていくなら、まずはスポーツセンターとの一体的な管理というのを一番に考えて検討していくべきだろうということで、庁内で議論があったわけです。もちろん松尾委員がおっしゃるとおりですね、一体的に管理をする上でのメリット・デメリットというのは当然あると思いますので、そこら辺を精査した上でですね、一体的に管理をする方向に進むのか、それともやっぱり分けた形での管理をしていくのか、当然、北スポーツセンターというのはNHKとの1年更新の借地契約でお借りしているものになりますので、そこはまだ結論を出しているということではございません。 265: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑はございませんか。米丸委員。 266: ◯委員(米丸貴浩君) 利用団体の皆さんとの協議はどうなったのかというのをちょっと知りたかったんですけれども。先ほどの金堂委員と、それから川崎委員のところで、部長もちょっと言っていただきましたけれども、関係団体とは今後、意見交換をまだ進めていきたいということは、課題がたくさん残っているんだろうと思うんですけれども、これだけの計画を今進めていく中で、もう2案で行かせてくださいということも今、課長から言われましたけれども、そういう団体との協議が全て終わっていない状況で、並行して進めていって、今言われた課題の解決というのは十分図られるという見込みがあって進めてあるんですか。 267: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 268: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 団体さんとの協議の中では、この2案の計画が一番多分使用に、今、西野球場を使用している団体さんには影響が大きい案ということは、もう最初から分かっていましたので、この2案についていろいろちょっと御意見を承ったところです。  現在のところ、外野フェンスの撤去であるとか外野の照明の撤去については、各団体にはもう御認識いただいていて、今後その状況でどのように使っていくかですね、例えば外野フェンスがないですので、練習でも試合でも、ボールが外野にずっと転がっていってしまうと。それを防ぐにはどういった施設が必要になってくるのか、恒久的な施設ではなくてですね、簡易的に設置できる何か、どういったものがあるのかであるとか、夕方から少し夜間にかけての練習に対して光度が足りない分はどうやって補っていけばいいのか、そこら辺はですね、実施設計をする中で団体さんの御意見をいただきながら、どういった形なら一番いい形になるのかというのは詰めていきたいと考えております。 269: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 270: ◯委員(米丸貴浩君) 「詰めていきたい」ということは、まだ課題の解決には至っていないけれども、大筋のところでは、この利用団体、まあ幾つあるかちょっと私は分かりませんけれども、全ての団体がその方向性で動いているという認識でよろしいんですか。 271: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 272: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) はい、そのように認識しております。 273: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 274: ◯委員(米丸貴浩君) 行政はではなくて、利用団体の皆さんはと聞いたんですけど。 275: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 276: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 個別に協議していく中でですね、この図面をお見せしまして、「じゃ、今後使っていくには、こういう方法はないですか」というのを、逆にチームのほうから御提案もいただいていますので、先ほど申し上げました移動式の照明であるとかフェンスであるとかいうのは、その団体さんのほうからの御提案をいただいていますので、団体さんのほうとしても、この形でどのように使っていくのかというのはいろいろ御提案いただいて、設計の中に織り込めるものは織り込んで、進めてまいりたいと考えております。 277: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 278: ◯委員(米丸貴浩君) 別の件ですけれども、今回のこの事業、令和9年が竣工と聞きましたけれども、ちなみに、国・県の補助というのは何らか見込んであるのか教えてください。 279: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 280: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 現時点ではちょっと国・県の補助というのが見当たらないのですけれども、かなり大きな事業費になってくることは見込まれていますので、これは今後ともちょっと財政当局とも協議をしながら、何か活用できるものがないかというのはちょっと、今後も引き続き調査をしてまいりたいと思います。 281: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 282: ◯委員(米丸貴浩君) これは以前の説明の中で、この球場をですね、災害時のヘリポートの活用に使いたいという、たしかそういう説明もあったかと思います。そうであればですね、防災機能を有する球場であれば、先ほども言いましたけれども、緊防債も、5年間事業期間の延長というふうにどうもなるらしいということ、それから、その対象事業の拡充も考えてあるのであればですね、もう少しこの辺は考えてあるということを言えるのではないかなと思ったんですけれども、特にコロナ禍において、歳入の増があまり今後期待できない中ですね、一般財源の減少を少しでも抑制することは大事だと思うんですけれども、一切、今のところ本当にないんですか。 283: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 284: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 委員おっしゃるとおり、防災の観点からの国県補助についての可能性もちょっと関係所管と依頼して探ってはみたんですけれども、今のところちょっと要件に当てはまるのがなかったということでございました。ただ、本当にですね、委員おっしゃるとおり、歳入が今後減っていく中でこういった事業を行うわけですから、今後何か、先ほども言いましたけれども、何か活用できるものはないかというのは、今後も探ってまいりたいと思います。 285: ◯委員長(北田 織君) ほかにございますか。吉居委員。 286: ◯委員(吉居恭子君) すみません、最初、土地交換のとき、借地解消というのを言われていたと思うんですけど、先ほどの話を聞いていたら、最悪の場合、これが完成した時点でも借地のままということも考えられるんですか。 287: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 288: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 借地は解消するように、最大限の努力をいたしますというお答えでもよろしいでしょうか。 289: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかにございますか。西川委員。 290: ◯副委員長(西川文代君) 280ページの一番下の丸のスポーツセンター管理費、そして続きまして、すみません、281ページの総合スポーツセンター等管理業務ですね、これですけれども、ちょっとお聞きしたいのが、基本協定書もあり、また臨時協定書もあって、まちづくりパートナーズとの協定をしながら委託料とか決定されていると思うんですけれども、決着がついた、備品の不備によるけがの問題がありましたよね。あれに関して、基本的にそういう備品の点検とかいうのは、リスク分担としては、まちづくりパートナーズですよね。しかし、最終的には6・4ということで市も責任があったという形になりましたけど、そういうことを考えるとですね、やっぱり幾らリスク分担で、備品は指定管理者の責任と言っても、最終的には市も責任を4負いました。その辺りのことで、今回、令和3年度に向けて、そのリスク分担の部分もありますし、その事件もありましたので、一つの案件が、それについては協議とかされたんでしょうか。 291: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 292: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) この時点でリスク分担表の内容を変えるという協議までは行っておりません。ただ、これはこの案件が起こったからというわけではないんですけれども、やはり備品や設備のですね、点検については、もちろん指定管理に出しているわけですから、まちづくりパートナーズの責任でやっていただく必要がありますし、ただ、それがちゃんとうまく、その点検などが機能しているかというのは、やっぱり行政が管理するという役目も持っておりますし、やはりどちらも、行政も指定管理者もですね、一体となって施設管理というのはしていかないといけないと思っておりますので、今回のような案件もございましたので、今まで以上にですね、備品の管理であるとか設備のチェックであるとかいうのは、より慎重に行っていくということで、両者の認識としては持っております。 293: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 294: ◯副委員長(西川文代君) 分かりました。とはいえ通常は、やはり業務は基本的には指定管理者に任せている状況だと思うんですね。だから行政としてできることは、やはりこういうことが起こらないように、そういう協定書を結ぶときとかにきちんとまた話合いをして、そういう指導というかですね、お金を出しているわけですから、税金から、それで任せているということでのきちんとした意向をですね、お伝えしていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 295: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 296: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 西川委員おっしゃるとおり、業務を委託しているわけですので、あくまでそういった実施に対する責任は負っていただく必要があると思います。私どものほうとしてはですね、やっぱり日々そういった業務についての報告が出される中で、「これについてはちょっと甘いんじゃないか」とかですね、そういった業務のやり方に対する管理、指導というのはしっかりやっていく必要があるかなと考えております。 297: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 298: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、僕のほうから1点いいですか。私のほうから。ではすみません、ちょっと時間が長くなっていますけど、私のほうから1点だけお尋ねします。  西野球場の管理費の関係で先ほどからいろいろ議論があっていますけれども、これは借地解消することがもともとの目的で、ここから出発をしているわけですけど、これまで紆余曲折あっています。ただ、地権者の方が売っていただけるか売っていただけないかという、ここが一番大きな課題なのかなという。そのことについて先ほどから質問等もあっていますけれども、やっぱりこの土地の交渉というのは、当然、売手と買手があって、そこで初めて価格というのが決まるという形だと思うんですね。  それで聞くところによると、こちらのほうの土地については、先祖代々からの継承されている土地ということで、なかなか手放しをされるというのは厳しいんじゃないかと、こういったような御意見もあります。そこで、これからいろんな形で価格交渉等もされると思うんですけれども、この価格交渉をする基準ですね、何をもって価格交渉を行うのか、その基準について教えていただいてよろしいですか。貴島課長。 299: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 価格についてはですね、やはり公共事業になりますので、あくまで鑑定を行った上で価格を決定して、その中での交渉ということになると考えております。道路であるとかほかの施設の公共工事と何ら変わりはないのかなというふうに考えております。 300: ◯委員(北田 織君) そうしたら、今回の等価交換は鑑定に基づいて行われていますので、鑑定に基づいて不動産評価委員会、たしか行政法のほうにあるかと思いますけど、そちらで価格が決められるということになろうかと思うんですけど、その決められた価格と、もしも地権者との間に不調に終わった場合については、何かそういうリスクというか、危機管理というか、そういったものはお持ちですかね。 301: ◯副委員長(西川文代君) 貴島課長、よろしくお願いします。 302: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) すみません、ちょっと私も不勉強なもので、通常の用地交渉がですね、どういう形で行われていくのかというのは、あまり把握していない部分はあるんですけれども、そこはやはり、まずは交渉なのかなというふうに考えております。万が一、不調にということはあまり考えたくはないんですけれども、まずは誠心誠意をもってこちらのお願いをしていくというところに尽きるのかなというふうには考えております。  先ほども申しましたけども、一旦、地権者の方にはですね、内容のほうの、ここまで出来上がった図面ではないですけれども、今後、一体的な整備を考えております。これには都市計画決定事業認可というのも想定した上での計画になっておりますので、その上で改めてちょっと用地のお願いには参りますということで、今お話をしているところになります。もし、これの交渉がうまくいかなかった場合の対応についてはですね、ここもほかの公共事業のときの用地取得のやり方を参考にさせていただいて、ちょっと用地課のほうと協議をしてまいりたいと思っております。 303: ◯副委員長(西川文代君) よろしいですか。委員長交代します。 304: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございませんか。吉居委員。 305: ◯委員(吉居恭子君) すみません、ちょっとあれなんですけど、先ほど北スポーツセンターをまず指定管理の、スポーツセンターと同じところにという話もちらっとあったんですが、この西スポーツセンターに関しても、まあ、どこが指定管理を取るかは知りませんけども、そういうふうな指定管理になるんですかね。 306: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 307: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 現在、西野球場の管理については、指定管理施設ということで、春日まちづくりパートナーズが管理しております。 308: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。飯田委員。 309: ◯委員(飯田浩昭君) すみません、西野球場の件で、改めての確認にはなるんですけれど、現在利用されている団体様が、今後これが完成したときにですね、同じような環境で、つまり、例えば公式試合とかなんですけれども、きちんとできるように、今から改めて詰めていくというお話も当然ありましたが、そこはもう十分見据えた上でということでよろしいでしょうか。 310: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 311: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) あくまでこの計画は、今、西野球場が持っている野球ができる環境、軟式野球、まあ硬式野球は少年までなんですけれども、そちらの試合まで含めてできる環境を保全していくというのが目的になっておりますので、そこは一番に考えて計画をしてまいります。 312: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 313: ◯委員(金堂清之君) これは確認ですけども、用地交渉の中で、土地鑑定で交渉していくということだろうと思いますけれども、交渉の段階で、土地鑑定価格よりも上に要求されたときはどんなふうにされるんですか。それはもう土地鑑定価格で交渉を貫いていくということで認識してよろしいですか。 314: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 315: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 申し訳ありません、先ほども申し上げましたけれども、私も公共事業の用地の交渉の手順というのがなかなかちょっと明るくないものですから、何とも言えないんですけれども、前提としてはやはり、そういったところで決まった価格での交渉になると考えておりますので、例えば向こうとの、相手様とのですね、開きがあるところをどうやって埋めていくのかというのは、今後も用地課のほうにちょっと教わりながら進めてまいりたいと思います。 316: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 317: ◯委員(金堂清之君) 用地交渉は、春日市の場合は土地鑑定価格から上げもすることもないし下げることもないということで、今日まで交渉してきてあるようでございますので、その辺は、西スポーツセンターの用地買収に関しては、相手さんが鑑定よりも上の要求をされても土地鑑定価格で貫いてもらわんと、今まで公共事業に協力してこらっしゃった地権者に対して、うそをついたような形になりますので、その辺はよく認識しながら交渉してください。お願いしておきます。 318: ◯委員長(北田 織君) 松尾委員。 319: ◯委員(松尾徳晴君) 都市計画に指定されるんですよね、事業で。そしたら、鑑定でどうしてもならないときは強制とかまで行けるんですか。行くつもりなんですか。 320: ◯委員長(北田 織君) 貴島課長。 321: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) はい、都市計画決定と事業認可を取得したらですね、そういう道もあると聞いております。 322: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 323: ◯委員長(北田 織君) それでは、金堂健康推進部長。 324: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 以上で令和3年度の一般会計の当初予算の説明を終わります。 325: ◯委員長(北田 織君) 質疑も終了いたしますけれども、それでは、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」は以上といたします。  引き続き、第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」、説明員の説明を求めます。武末高齢課長。 326: ◯高齢課長(武末竜久君) それではですね、第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」、説明させていただきます。歳出のみですので、高齢課の分から先にさせていただきます。  13ページをお開きください。よろしいですか。 327: ◯委員長(北田 織君) はい、お願いいたします。 328: ◯高齢課長(武末竜久君) 3款1項2目老人福祉費、説明欄の丸、高齢者施設等従事者特別支援金支給事業費、負担金、補助及び交付金の従事者特別支援金でございます。  本日配付しております資料の3ページ目を御覧ください。これは前回お配りした資料と同じ資料をつけております。令和2年5月に実施したものと同じ内容で、施設の種類、規模に関わらず、一律1施設当たり10万円の支給を行います。なお、この事業は令和2年度から3年度にまたがるものとし、令和2年度の一般会計(第11号)補正予算にも計上しております。  説明については以上です。 329: ◯委員長(北田 織君) 2目老人福祉費について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 330: ◯委員長(北田 織君) 質疑がないようですので、以上をもって質疑を……。ああ、貴島課長。 331: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、健康スポーツ課分の……。 332: ◯委員長(北田 織君) ああ、ごめんなさい、予防費があったね。 333: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) はい、1号補正について御説明いたします。  健康スポーツ課分につきましては、お配りしております資料を用いて御説明いたします。  健康スポーツ課からの資料の3ページをお開きください。  表の左側が歳入、右側が歳出となっており、予算書では歳入が9ページと10ページ、歳出が14ページとなっておりますので、後ほど御確認ください。  まず、歳入でございます。  上の段が、新型コロナウイルスワクチン接種実施事業費国庫負担金で、接種者数に応じて国から手当てされるものになります。  その下の段が、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金で、ワクチン接種体制を構築するに当たっての経費を国が手当てするものでございます。  二つの国庫補助金の意味合いは、原則としてただいま申し上げたとおりですが、接種者数に応じて変動する国庫負担金──上の段のほうですね──は、集団接種体制構築においては、コールセンターや会場運営経費などの固定経費については、接種者数に関わらず必要となってくるため、場合によっては国庫負担金で賄えないことが想定され、その場合はこの国庫補助金のほうに経費を計上することとなっております。前提として、この事業に係る経費は全額国が賄うとされております。  次に、歳出について御説明いたします。
     2節給料及び3節職員手当等は、この事業のために新たに雇用する会計年度職員の人件費及び一般職員の時間外手当でございます。1月の10号補正の際には、一般職の時間外手当は補助対象ではありませんでしたが、その後、対象経費に変更となっております。  次の10節需用費は、コールセンターや接種会場での消耗品などで、事務用品や救急用品、ファイザー製のワクチンの場合は希釈が必要となりますので、希釈用のシリンジや針の購入経費でございます。この希釈用シリンジと針も、当初は市町村購入となっていましたが、最近の国からの通知では、接種開始当初の分は国からの配付がある見込みです。以降の配付は未定とのことですので、市町村での対応を見据えておく必要がございます。  次の11節役務費は、コールセンター電信料、年度が替わりましてから送付する予定の65歳未満の方への接種券郵送料、集団接種会場は、医療法に基づく保健所への届出が必要になりますので、その届出手数料でございます。  次の12節委託料は、65歳未満の方の接種券印刷、封入封緘業務、ワクチン接種に係る会場の設営及び運営、医療従事者の派遣、個別医療機関での接種業務などの委託料、コールセンター業務の委託料でございます。  次の13節使用料及び賃借料は、今回、集団接種会場として決定いたしました総合スポーツセンターサブアリーナの施設使用料及び、現在、LINEを活用した予約システムを構築中であり、そのシステム使用料を計上しております。なお、指定管理施設の会場使用料も国庫補助対象であることが国から示されております。  次の14節工事請負費は、コールセンターの電源、ワクチンを保管するためのディープフリーザーの設置に係る、電気設備工事に係る経費でございます。  次の17節備品購入費は、ディープフリーザーから取り出したワクチンを接種までの間、保管しておくためのワクチン保管用冷蔵庫の購入経費でございます。  1号補正の説明は以上でございますが、資料の次のページに、1月に御承認いただきました10月補正の内容と併せて、ワクチン接種事業の総事業費をまとめておりますので、御覧ください。  1号補正もそうですが、国の全額負担とされているにもかかわらず、歳入と歳出が一致しておりません。これは、補助対象経費の考え方が変わってきていることや、表の下にも記載しておりますが、現時点では国は9月末までの経費を補助対象としておりますが、会計年度任用職員の任用期間は令和3年度末までの想定で歳出を計上していること、また、当初の見込みよりも接種スケジュールがずれてきているため、ワクチン接種の見込み数が令和2年度と3年度で重複している部分があることなどが原因でございます。  ワクチン供給量がまだ不透明であるため、接種体制については、現時点では、年内いっぱいは集団接種ができるよう体制整備を図っているところでございます。国のほうでは接種期間を令和4年の2月までとしているため、9月以降の経費についても国から手当てされる見込みでございます。  次に、現在までの準備状況でございます。  まず、ただいまの説明の中にも出てまいりましたが、集団接種会場は総合スポーツセンターサブアリーナになります。ここで最大10レーンの接種体制を構築いたします。  実施日は現時点では、火曜日から金曜日までが13時から17時までの4時間、土日は9時から17までの8時間で、祝日については調整中でございます。1時間当たり1レーン20人の接種を想定しており、平日が1日800人、土日が1,600人の計算となります。ただし、ワクチン接種は2回必要になりますので、最初の3週間はこの半分のレーン数だけを稼働させ、2回目が始まったときの接種者数増に備える予定でございます。  医師の派遣については、最大10レーンに対応できるよう、筑紫医師会も最大限の努力をしていただけるとのことでございます。  しかしながら、重ねて申し上げますが、肝腎のワクチンが、いつ、どの程度入ってくるのかが未定であるため、今現在、接種がいつから始められるかは分からない状況でございます。  予約受付や相談を行うコールセンターにつきましては、3月の24日から稼働する予定で準備を進めております。  健康スポーツ課の1号補正の内容についての説明は以上でございます。 334: ◯委員長(北田 織君) 2目予防費について質疑はございませんか。いいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 335: ◯委員長(北田 織君) それでは、質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。  以上で健康推進部の審査を終了いたします。どうもお疲れさまでした。  ここで執行部退席のため、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時45分                 再開 午後0時46分                ──── ─ ──── ─ ──── 336: ◯委員長(北田 織君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  午後からの予算審査特別委員会は、14時、午後2時からといたしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時47分                 再開 午後1時58分                ──── ─ ──── ─ ──── 337: ◯委員長(北田 織君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、ただいまから第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」を議題とし、福祉支援部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言してください。  それでは審査を始めます。説明員の説明を求めます。高瀬福祉支援部長。 338: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 皆さん、こんにちは。福祉支援部でございます。  本予算審査特別委員会において御審議いただきます第16号議案、令和3年度春日市一般会計予算に関しまして、福祉支援部が所掌する事務の予算の説明を、当初予算書の概要及び予算に関する説明書により行います。  説明の前にですね、皆さん、資料2と書いてあります当初予算の概要、これをお出しください。  資料No.2の、令和3年度当初予算の概要の14ページを御覧ください。(5)福祉支援部のところになります。  歳出予算の主な事業といたしまして、新規事業4件、継続事業2件の合計6件を挙げております。ここでは新規事業を中心に概要を説明し、継続含め事業の詳細につきましては、予算説明の中で行います。  まず、表の1段目、医療的ケア児等在宅レスパイト事業です。新規事業です。在宅の医療的ケア児等の看護や介護を行う家庭の負担軽減を図るものでございます。  次に、障害児通所給付事業です。継続事業です。これは歳出予算の中で説明いたします。  次に、発達支援室事業です。新規事業です。発達障がいの早期発見、相談、検査、経過観察等を、教育委員会と福祉部局との緊密な連携の下で、相談窓口や情報、専門職の配置を統合するなど協働体制を構築し、15歳までの子どもの発達支援の中核を担うものです。  次に、産後ケア事業です。新規事業です。出産後、家族等からの支援が難しい、また、不安や孤立感のある産婦に対して、通所──これはデイケアです──、宿泊、ショートステイによる育児産婦支援を行うものになります。  次に、産婦健康診査事業です。新規事業です。産後鬱の予防や新生児への虐待予防を図るなど、産婦や新生児の心身状況の把握及び必要な支援に結びつけるために、産後の健診費用の助成を行うものです。  次に、児童センター管理事業です。継続事業です。これは歳出予算の中で説明をいたします。  続いて、新規・廃止事業について説明いたします。  同じ資料の18ページを御覧ください。一覧表の左に通し番号がございます。  福祉支援部関連の新規事業は、9番から12番までの4件でございます。先ほどの新規事業の説明と全て重なりますので、説明はこの場では省略いたします。  次に、このページの下の表にあります主な廃止事業一覧、これの2番目の項目を御覧ください。  障害児等タイムケア費支給事業になります。これは社会福祉協議会に委託し、長期休暇中での障がい児を受け入れることで、保護者等のレスパイトの確保を目的としたものでございます。事業当初は多くの子どもを受け入れておりましたけれども、放課後等デイサービスの広がりや浸透とともにデイサービスへの移行が増え、このタイムケアの利用減が続いたことから、一定の役割は終えたものと捉えております。それによって廃止とした次第でございます。いずれにしましても、詳細につきましては、予算説明の折に担当課長が説明いたします。  では、予算の内容に入りたいと思います。よろしいでしょうか。 339: ◯委員長(北田 織君) はい、お願いいたします。 340: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) それでは、歳入予算の説明をいたします。令和3年度春日市予算に関する説明書、分厚いほうですね、説明書の25ページをお開きください。  原則として予算額100万円以上のものについて、各担当課長が説明を行いますけれども、4月1日からの組織再編とともに、事務分掌の見直しがございます。今回、説明者は基本的に4月以降、いわゆる変更後担当する課長が行います。なお、歳入の国県支出金につきましては、歳出予算説明の折に併せて説明をいたします。  では、順次担当課長が説明いたします。 341: ◯委員長(北田 織君) 久保山こども未来課長。 342: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、13款2項1目民生費負担金、説明欄は2段目の2行目と4行目、市立保育所と私立保育所の保育料です。ほぼ前年度と同じ額です。  次に、私立保育料の三つ下の行、一時預かり事業利用者負担金、減額継続です。率にして約35.2%、額にして77万8,000円の減となります。これは、一時預かり事業を実施している直営の昇町保育所の歳入です。前年度までの実績を踏まえ積算したものです。減額の主な理由は、令和3年度から直営の保育所が昇町保育所の1園となることによるものです。  次に、3節過年度収入の2行目と3行目、市立と私立の保育所保育料、減額継続です。率にして約13.9%、額にして76万6,000円の減です。減額の主な要因は、保育無償化の影響で現年度分の保育料が下がったことにより、滞納繰越額の見込みとなる割合を若干押し下げたことによるものです。  1目は以上です。 343: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬……。失礼しました。その前に、目ごとで質疑をお受けしたいと思いますので、それでは、これより質疑をお受けいたします。  1目の民生費負担金について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 344: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、それでは引き続き説明をお願いいたします。牧之瀬福祉支援課長。 345: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 53ページをお開きください。  21款3項1目貸付金元利収入、説明欄1行目、九州労働金庫預託金、同額です。  1目は以上です。 346: ◯委員長(北田 織君) 1目貸付金元利収入について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 347: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続きお願いいたします。木原保護課長。 348: ◯保護課長(木原静也君) それでは、55ページをお願いいたします。  5項5目雑入です。説明欄下から4行目の生活保護費返還金(過年度)、増額継続です。率にして17.2%、額にして66万4,000円の増になります。これは生活保護世帯からの生活保護費の返還金であり、分割納付により過年度に至るものです。前年度から4件増の89件分を計上しています。  以上です。 349: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 350: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 56ページをお開きください。  説明欄上から3行目、福祉ぱれっと館管理費雑入、ほぼ前年度と同じ額です。福祉ぱれっと館内のゆり工房等の光熱水費の雑入です。  以上です。 351: ◯委員長(北田 織君) 木原課長。 352: ◯保護課長(木原静也君) 説明欄その二つ下の行、生活保護費返還金でございます。こちらは生活保護世帯からの生活保護費の現年分の返還金になります。現年度分の返還金については、当該年度に入ってから新たに発生する返還金であることから、例年、頭出し1,000円で計上しておりましたが、過去の実績に基づき見直しを行ったものです。予算額の算出としては、年金遡及分などが主なものになります。  以上です。 353: ◯委員長(北田 織君) 久保山こども未来課長。 354: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に、説明欄同じ節の下から6行目、副食費徴収金、減額継続です。率にして約63.9%、額にして421万2,000円の減となります。こちらも直営の保育所が1園となることによる減額です。  以上です。 355: ◯委員長(北田 織君) 久原子育て支援課長。 356: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 五つ下の行、電気料保育所及び児童センター負担分、新規です。須玖保育所が公私連携型保育所、須玖児童センターが指定管理へ移行することに伴い、それぞれの法人から支払いを受けるものについて、歳入予算を計上するものです。  5目は以上であり、歳入予算の説明は以上です。 357: ◯委員長(北田 織君) 5目雑入について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 358: ◯委員長(北田 織君) 質疑がないようですので、引き続き説明をお願いします。高瀬福祉支援部長。 359: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 続いて、歳出予算のほうに入ります。  事前の指示のとおり、まず事業ごとに事業名と新規等の区分及び増減の区分を申し上げ、そのうち必要なものについて説明をしてまいります。  それでは、68ページをお開きください。68です。ここから順次、担当課長が説明をいたします。 360: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬福祉支援課長。 361: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 2款1項1目一般管理費、説明欄上から二つ目の丸、特別定額給付金給付事業費、新規です。国庫支出金返還金で、内容は、特別定額給付金の国への返還分です。歳入予算として、55ページの特別定額給付金返還金があります。  以上です。 362: ◯委員長(北田 織君) 久原子育て支援課長。 363: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 一つ下の丸、新生児臨時特別定額給付金給付事業費、新規ですが、令和2年度の9月補正予算に計上しています。9月補正と比べると、率にして86.5%、額にして8,150万1,000円の減です。  事業の内容は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、特別定額給付金の基準日の翌日から令和3年4月1日までに子どもが生まれた世帯に対して、10万円を給付するものです。3年度予算は、4月1日から申請期限の5月31日までに申請があるものについて計上しています。
     1目は以上です。 364: ◯委員長(北田 織君) 1目一般管理費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 365: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。牧之瀬福祉支援課長。 366: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 106ページをお開きください。  2款5項2目委託統計調査費、説明欄中ほどの丸、国民生活基礎調査費、同額です。財源は、44ページの同名の県委託金があります。補助率は10分の10です。  2目は以上です。 367: ◯委員長(北田 織君) 2目委託統計調査費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 368: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。牧之瀬福祉支援課長。 369: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 113ページをお開きください。  3款1項1目社会福祉総務費、説明欄の一つ目の丸、社会福祉総務事務費、前年度とほぼ同じ額です。  めくっていただいて、114ページ一つ目の丸、地域福祉計画費、減額継続です。率にして98.8%、額にして348万5,000円の減額です。減額理由は、令和2年度に作成した春日市地域福祉計画を作成する必要がないためです。  次の丸、社会福祉協議会費、ほぼ前年度と同じ額です。春日市社会福祉協議会への補助金及び社会福祉協議会関連費用です。  次の丸、民生委員・児童委員・福祉相談員費、ほぼ前年度と同じ額です。  次の丸、民生委員推薦会委員費、ほぼ前年度と同じ額です。  次に、115ページになります。  最初の丸、戦没者追悼費、増額継続です。率にして7%、額にして4万6,000円の増額です。増額理由は、岡本忠霊塔敷地内の樹木剪定作業の見直しのためです。  次の丸、援護事務費、減額継続です。率にして62.8%、5万4,000円の減額です。戦傷病者の遺族に対する特別弔慰金の支給に基づく事務などになります。  財源は、44ページの民生費委託金、遺家族援護施行事務委託金になります。額は、県の予算の範囲内で知事が認めた額になります。  次の丸、平和推進事業費、ほぼ前年度と同じ額です。  1目は以上です。 370: ◯委員長(北田 織君) 1目社会福祉総務費について質疑はありませんか。米丸委員。 371: ◯委員(米丸貴浩君) 114ページの社会福祉協議会費、課長の説明だとほぼ同額ということだったんですけれども、1,100万ぐらい増えていませんかね。これが増えている理由というのは、去年は中の局長さんとかの人件費のことだったんですけれども、それ以外は同規模ということでした。今回、その1,000万以上増えているんですけど、大きな要因は何でしょうか。 372: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 373: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 社会福祉協議会管理運営助成金について増額となっております。内容については、職員の地域手当を3%から6%への引上げと、法改正に伴う社会福祉協議会の嘱託職員への今までついていなかった地域手当と期末手当の支給によることが大きな原因となっております。これにより、額にして1,041万4,000円の増額となっております。  以上です。 374: ◯委員長(北田 織君) いいですか。ほかに質疑ありませんか。川崎委員。 375: ◯委員(川崎英彦君) 115ページの戦没者追悼費なんですけど、岡本忠霊塔の管理費なんですが、毎月、忠霊塔の掃除とですね、花が添えられているんですけど、あれはここの管理費から出ているんですか。 376: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 377: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 毎月、花が上がっている分については、地域の方が、その中に遺族会の方もいらっしゃるようなんですけれども、そういった方が日頃気にかけて、草刈りをしていただいたりとか、花を添えていただいたりとかやっているように聞いております。  以上です。 378: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 379: ◯委員(川崎英彦君) それはあくまでボランティアにお任せしていて、その費用とかっていうのは、補助とか助成とかはされていないんですか。 380: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 381: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) はい、市のほうから費用という形でお渡しはしておりません。お会いしたときにはもちろんお礼という形はしますけど、挨拶はしますけど、費用という形ではお出しはしておりません。  以上です。 382: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 383: ◯委員(川崎英彦君) 遺族会の方もですね、高齢化が進んでいて、なかなかそれがつらそうに見えるときもあるので、今後ちょっと考えていただければと思います。 384: ◯委員長(北田 織君) 要望ということでいいですか、はい。  高瀬部長。 385: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) それについてちょっと補足しますけれども、今回、この忠霊塔の管理業務というのは、戦没者追悼式という市の行事に基づいてですね、関連して行うものであって、通常そういった、例えば掃除とかそういったものに深く市のほうが関わるとですね、場合によっては政教分離にちょっと引っかかる可能性もなきにしもあらずなので、その辺はちょっと市のほうとしても慎重に取り扱っているところになります。だから今回、このボランティアでやられている方に対してはですね、市のほうからも深く感謝をしているところになりますので、御了解いただきたいと思います。 386: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 387: ◯委員(川崎英彦君) それを言うと所管が違ってくるんですが、公園の中に入っていますですよね、物がですね。あの施設自体も、市が、あれはたしか有志の方々が建てられて市に寄贈しているというふうに僕は認識しているんですけど、市の管理で行われるというふうな認識があるので、そのメンテナンスというかですね、それは市の責任じゃないかなと思うんですが、そこら辺はどうですか。 388: ◯委員長(北田 織君) 高瀬部長。 389: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 樹木の管理とかですね、それに付随する、そういったところも全て市のほうで管理しているところですけれども、ただ、毎日毎日ですね、例えば清掃するとか、例えば花を添えるとか、そういったのはやっぱり地域のボランティアの方が、せっかくそういった御厚意でしていただいておりますので、それについては本当に頭が下がる思いでございます。よろしくお願いいたします。 390: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 391: ◯委員長(北田 織君) それでは、ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。牧之瀬福祉支援課長。 392: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 121ページをお開きください。  5目障がい者福祉費、説明欄一つ目の丸、障がい者福祉事務費、増額継続です。率にして64.1%、392万2,000円の増額です。障がい者福祉の推進のための事務費になります。増額の主な理由は、会計年度任用職員の1名増によるものです。  次の丸、障がい者福祉団体補助費、ほぼ前年度と同じ額です。  めくっていただいて、122ページを御覧ください。  説明欄一番上の丸、福祉ぱれっと館管理費、減額継続です。率にして5.2%、額にして110万8,000円の減額です。福祉ぱれっと館の維持管理費になります。減額の主な理由は、工事請負費と備品購入費の減額によるものです。  次の丸、基幹相談支援センター事業費、増額継続です。率にして48.8%、額にして260万6,000円の増額です。基幹相談支援センターは、令和2年4月に開設し、障がいのある人の相談支援の拠点として、総合的な相談業務や事業所に対する支援等を行っております。増額の主な理由は、会計年度任用職員を1名増員したものです。  財源は、33ページの地域生活支援事業国庫補助金、補助率は2分の1以内と、39ページの県補助金、補助率は4分の1以内です。  次の丸、障がい者自立支援給付事業事務費、減額継続です。率にして41.4%、額にして203万4,000円の減額です。減額の理由は、先ほどの基幹相談支援センター事業費へ、会計年度任用職員、相談員1名を移行したため、1名分の減額です。  めくっていただいて、124ページを御覧ください。  一つ目の丸、障がい者地域生活支援事業事務費、ほぼ前年度と同じ額です。  財源は、33ページの同名の国庫補助金、補助率は2分の1以内と、39ページの県補助金、補助率は4分の1以内です。  125ページを御覧ください。  一つ目の丸、特別障害者手当等給付費、ほぼ前年度と同じ額です。  財源は29ページの同名の国庫負担金で、補助率は4分の3です。  その下の丸、障がい者在宅福祉費、ほぼ前年度と同じ額です。障がい者の在宅生活を支援するための事業費です。  財源は44ページの同名の県委託金で、補助率は10分の10、また、ほかの事業については、39ページの心身障がい者扶養共済掛金県補助金、小児慢性特定疾患児日常生活用具給付費県補助金、軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成事業県補助金で、補助率は共に2分の1です。  次に、126ページ中ほどの丸、障がい者自立支援給付事業費です。前年度とほぼ同じ額です。障がい者等が日常生活、社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付を行うものです。  財源は、29ページの障害者医療費国庫負担金、障害者自立支援給付費国庫負担金で、補助率は共に2分の1、そして37ページの障がい者医療費県負担金、障がい者自立支援給付費県負担金、補助率は共に4分の1です。  127ページを御覧ください。  一番上の丸、障がい者地域生活支援事業費、減額継続です。率にして8.7%、額にして930万円の減額です。減額の主な理由は、障害児等タイムケア事業の廃止によるものです。この廃止に伴い、新規で医療的ケア児等在宅レスパイト事業を開始いたします。  廃止事業は、先ほど説明いたしました資料2の令和3年度当初予算の概要、18ページの下の枠、主な廃止事業一覧表、2番の障害児等タイムケア費支給事業です。本事業は、社会福祉協議会に委託し、夏休みなど長期休暇中の障がい児の日中の活動の場として、また、保護者のレスパイト等を目的に実施してきた事業です。  次に新規事業として、同じ資料、令和3年度当初予算の概要、18ページの主な新規事業一覧表9番にある、医療的ケア児等在宅レスパイト事業を開始します。目的は、在宅で医療的ケアが必要な方の介護を行う家族の負担軽減を図ることを目的としたものです。  財源は、33ページの地域生活支援事業国庫補助金、補助率は2分の1以内、39ページの地域生活支援事業県補助金、補助率は4分の1以内です。  次に、128ページをお願いします。  一つ目の丸、障がい者障害支援区分等審査会事業費、増額継続です。率にして11.4%、額にして58万2,000円です。この事業は、障害福祉サービスを利用するための障害支援区分を適正に審査、認定するものです。増額の主な理由は委託料の障害支援区分認定調査業務で、該当者の増によるものです。  次の丸、障がい福祉計画等策定費、減額継続です。  5目は以上です。 393: ◯委員長(北田 織君) 5目障がい者福祉費について質疑はございませんか。米丸委員。 394: ◯委員(米丸貴浩君) 123ページ、基幹相談支援センター事業費です。相談支援の中核を担うこのセンターの役割ですけれども、センター単体ではやっぱりどうしてもできないことがたくさんある。春日市の中にあるいろんな障がい者支援がありますよね、施設等を含めて支援があるんですけど、そういうネットワークの構築が必要ではないかということを、これは以前にもお話をして、部長からは、たしか春日市でできるところからやっていきたいという答弁をいただいたと思いますが、それをネットワークがある程度固まった上での令和3年度の実施というふうに認識してよろしいですか。 395: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 396: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) ネットワークの構築については、障がいのほうの地域の関係機関会議の中で、年に、昨年は5回行いました。その中で関係する相談支援事業所であったりとか、訪問看護の事業所であったりとか、そういった事業所等の参加の下、情報共有を行ったり、課題となるものを共有したりするなどして、ネットワークの構築を築いております。  以上です。 397: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 398: ◯委員(米丸貴浩君) ネットワークの構築ができたということは、春日市の中にどういうサービスが、そしてどういう種類のサービスが、これだけのものがあってというキャパシティーが全て把握、まあ全てといいますか大体のところの把握はできて、相談があったときにはそういうところにまたお願いする、そういう体制がある程度はもう出来上がったという理解でよろしいですか。 399: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 400: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 相談体制については、先ほどお伝えしたのと関係するところと、課題等を共有しておりますので、ネットワークは出来上がっております。基幹相談支援センターという形で名のるということで、相談員からの話もあっているんですけれども、より相談しやすくなった、例えば医療機関からの退院時であったりとか、そういうときに春日市の基幹相談支援センターのほうに相談して、その後、退院後の生活であったり、その後の支援サービスの情報が得られるということで、問合せ件数も多くなってきておりますので、そういった意味で、いろんな関係機関と連携、共有できているのではないかと捉えております。  以上です。 401: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。西川委員。 402: ◯副委員長(西川文代君) 同じところです。ちょっと勘違いだったらいけませんけど、この基幹相談支援センターは、本庁の1階のところにあるなというふうに最近見ているんですけど、昨年の予算書を見ても一応あったんですね、センター事業費ということで。今回、この自立支援のほうから一人、結局異動して、全体の人数は変わっていないなと思ってはいるんですけど、この3名にされた理由ですね、こちらに1名持ってこられた、それはどういうことなんでしょう。そして、どういうふうに事業が変わっていくのか。 403: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 404: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 基幹相談支援センターを開設したことによってという形はもちろんそうですけど、もともと相談体制というのは、障がい担当の専門職全員対応させていただいているところです。ですので今回、もともと相談員が全て、基幹相談の相談であったりほかの相談も含めて、全て一緒になって相談を受けておりますので、実際の基幹相談の相談件数も増えてきておりますので、その実態に合わせた形で相談員を増員したという形で、全体の相談員数というのは増えたわけではございません。もともとあった障がい担当の中で受けていた相談員を、実態に合わせて基幹相談センターの事業の中に移したという形です。  以上です。 405: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑はありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 406: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久保山こども未来課長。 407: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、予算説明書130ページをお願いします。  2項1目児童福祉総務費、説明欄は一つ目の丸、母子家庭等自立支援給付事業費、増額継続です。率にして約48.8%、額にして371万7,000円の増となります。  この事業は、母子・父子家庭の自立を図るため、教育講座の受講費用の一部、または資格取得のため専門学校に1年以上修学する場合の生計を維持する費用の一部の給付、高等学校卒業程度認定試験合格を支援する給付が主な内容となります。  増額の主な要因は、扶助費の母子家庭等自立支援給付金のうち、高等職業訓練促進給付金に関するもので、新規枠と継続予定を合わせた見込み人数を6人から9人としたことによるものです。  財源として国庫補助金があり、33ページに歳入予算を計上しています。補助率は4分の3です。  次に、その一つ下の丸、児童福祉事務費、ほぼ前年度と同じ額です。
     次に、その一つ下の丸、母子父子寡婦福祉資金事務費、ほぼ前年度と同じ額です。  その一つ下の丸、ひとり親家庭等日常生活支援事業費、減額継続です。率にして約5.8%、額にして7万3,000円です。内容は次の131ページにわたります。  この事業は、春日市母子寡婦福祉会に委託し、独り親家庭等に対し、家事援助や子育て支援などを内容として、ヘルパーとしての支援員を派遣するものになります。派遣対象名簿登録家庭数は、今年の1月末現在で61世帯となっております。減額の主な要因は委託料で、前年度実績により延べ利用時間数が減っていることによるものです。  財源として県補助金があり、40ページに歳入予算を計上しています。補助率は4分の3です。  以上です。 408: ◯委員長(北田 織君) 久原子育て支援課長。 409: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 次の丸、障がい児療育訓練事業費、ほぼ前年度と同じ額です。くれよんクラブの事業費になります。  財源としましては、25ページに利用者負担金として同名の負担金、48ページに森林環境譲与税基金繰入金、29ページと37ページに障害児通所給付費、国と県の負担金を計上しています。負担金の率は、国が2分の1、県が4分の1です。  以上です。 410: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬福祉支援課長。 411: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 132ページをお願いします。  中ほどの丸、障害児通所給付事業費、増額継続です。率にして16.1%、額にして1億1,241万4,000円の増です。  児童福祉法に基づく障害児通所給付費を支給する事業で、当初予算の概要の14ページの主な継続事業に上げています。障がいのある児童や発達の遅れがある児童が、必要な療育や生活能力向上のための訓練を受けるためのサービスで、児童発達支援、放課後等デイサービスなどがあります。増額の主な理由は、利用者増の見込みによるものです。  財源は、29ページの同名の国庫負担金、補助率は2分の1、37ページの県負担金で補助率は4分の1です。  1目は以上です。 412: ◯委員長(北田 織君) 1目児童福祉総務費について質疑はありませんか。西川委員。 413: ◯副委員長(西川文代君) 132ページの上から2段目ですかね、障害児通所給付事業費、これは利用される方が多くなっているということですけど、かなり毎年毎年、増加が大きいなというふうに見ていますが、今回は昨年に比べてどのくらい利用者数が伸びることを予測してのこの算出でしょうか、予算の。 414: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬課長。 415: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 過去の利用者数の伸び率を一旦お伝えさせていただきますと、令和元年度の利用者が427人、10月末現在ですね。で、令和2年度で509人、82人の増、19.2%伸びている状況でございます。  令和3年度予算については、過去の伸び率を計算いたしまして、昨年と比較して率にして8.13%、児童発達支援、放課後等デイサービス等については8.13%の伸びを見込んで計算しております。  以上です。 416: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか、はい。ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 417: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久原子育て支援課長。 418: ◯子育て支援課長(久原徳子君) ページは132ページです。  2目児童措置費、説明欄の一番下の丸、児童福祉事務費、ほぼ前年度と同じ額です。  133ページ、説明欄一つ目の丸、助産施設措置費、減額継続です。率にして33.3%、額にして42万円の減額です。実績を踏まえ、措置人数減で見込んだことによるものです。  一つ下の丸、母子生活支援施設措置費、増額継続です。率にして5.4%、額にして98万円の増額です。事業の目的は、18歳未満の子どもを養育している母子家庭などの女性を、子どもと一緒に母子生活支援施設──以前は母子寮と言っていましたが──母子生活支援施設に入所させ、相談や援助を行いながら、自立を支援するものです。増額理由は、措置施設における措置費の単価の違いによるものです。  財源として、先ほどの助産施設措置費と併せて、25ページに利用者負担金、29ページと37ページに国と県の負担金を計上しています。負担率は、国が2分の1、県が4分の1です。  2目は以上です。 419: ◯委員長(北田 織君) 2目児童措置費について質疑はありませんか。高橋委員。 420: ◯委員(高橋裕子君) 133ページ、今のところです、母子生活支援施設措置費。これは若年で妊娠されたりした場合とか、いわゆる悩みがある方、そういった方が利用できるというか、だと思うんですけど、訪問支援とか、そういった問題があるということをキャッチする、そういった仕組みというか、そういうのは確立されているんでしょうか。 421: ◯委員長(北田 織君) 久保山課長。 422: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 現在所管しておりますこども未来課でございますけれども、この助産施設の申込みがあって、当然、いろんな御事情を抱えてある妊婦さんというところで、現在の子育て支援課のほうに情報をつないでですね、見守りのほう、支援のほうを行っているところで、今回さらにそういったところにもですね、注力できるよう、子育て支援課のほうに移管をしようというものでございます。  以上です。 423: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。高橋委員。 424: ◯委員(高橋裕子君) いわゆる児童虐待に発展しないようにということが大事かと思いますけど、その辺をさらにしっかり措置して連携していくという考えでよろしいでしょうか。 425: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 426: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 今回、子育て支援課のほうに来年度から移管しておりますので、その辺は同じ課ということで連携してまいります。  以上です。 427: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 428: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、じゃ、引き続き説明をお願いいたします。久原子育て支援課長。 429: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 3目子ども・子育て支援費、同じページの説明欄、先ほどの一つ下の丸、乳児家庭全戸訪問等事業費、ほぼ前年度と同じ額です。  財源として、35ページ、41ページに、同名の国と県の補助金を計上しています。補助率は、国・県共に3分の1です。  134ページをお開きください。  一番上の丸、養育支援訪問事業費、増額継続です。率にして82.1%、額にして63万8,000円の増です。利用件数増見込みによる増額です。  財源として、35ページと41ページに、乳児家庭全戸訪問等事業費、国と県の補助金を計上しています。補助率は共に3分の1です。  一つ下の丸、ファミリー・サポート・センター事業費、ほぼ前年度と同じ額です。  財源として、34ページと41ページに同名の補助金を計上しています。補助率は共に3分の1です。  135ページ一つ目の丸、子育て短期支援事業費、増額継続です。率にして40.6%、額にして8万円の増です。利用件数増見込みによる増額です。  財源として、25ページに同名の利用者負担金、34ページと41ページに同名の国と県の補助金を計上しています。補助率は共に3分の1です。  一つ下の丸、子育て世代包括支援センター事業費(母子保健型)、減額継続です。率にして13.8%、額にして111万9,000円の減です。  事業の目的は、妊娠期から子育て期にわたるまでの様々なニーズに対して切れ目のない支援を実施するため、ワンストップの拠点、子育て世代包括支援センターを設置し、母子保健コーディネーターがきめ細やかな支援を行うものです。  減額の主な理由は、二つの業務を新設の母子保健医療対策事業費に移動したことによります。移動した業務は、多胎サポート業務と産前・産後サポート業務です。  一つ下の丸、子育て世代包括支援センター事業費(基本型)、ほぼ前年度と同じ額です。  財源として、先ほどの子育て世代包括支援センター事業費(母子保健型)と併せて、34ページと41ページに利用者支援事業費、国と県の補助金を計上しています。補助率は共に3分の1です。  以上です。 430: ◯委員長(北田 織君) 3目子ども・子育て支援費については、ここで一旦区切らせていただいて、質疑をお受けいたします。質疑はありませんか。岩切委員。 431: ◯委員(岩切幹嘉君) 133ページの一番下の段の乳児家庭全戸訪問等事業費ですけども、この計上されているのが会計年度任用職員二人ということですが、もう一人ぐらいいたほうがいいっちゃないかなと思ってですね。まず、訪問予定件数が何件なのかということと、この二人じゃなくて3人ぐらいにしたほうが、そこら辺は負担が大丈夫ですか。 432: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 433: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 年間に出生数が大体800件なので、800件行っています。ほぼ100%訪問ができています。二人でも足りている状況で、訪問もきめ細やかに、本当に訪問ができていると思います。  以上です。 434: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 435: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、3目子ども・子育て支援費について、引き続き説明をお願いいたします。久保山こども未来課長。 436: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、136ページをお願いします。  説明欄中ほどの一つ目の丸、保育所管理事務費で、内容は139ページの上段までにわたります。減額継続です。率にして約53.1%、額にして1億1,105万1,000円の減額となります。減額の主な要因は、直営の保育所が昇町の1園となることにより、代替の会計年度任用の保育士の報酬、給料、手当等及び138ページの委託料等が減額となったことによるものです。  なお、財源としまして、保育士の研修に係る講師謝金や研修会参加負担金については国庫補助金があり、34ページに歳入予算を計上しています。補助率は2分の1です。  次に、139ページのこちらも中ほどですが、説明欄一つ目の丸、保育所維持補修費、同額です。  その一つ下の丸、昇町保育所管理費、減額継続です。率にして約56.5%、額にして2,768万8,000円の減となります。減額の主な要因は、昨年度計上しました昇町保育所の改修事業費を、今年度計上しないことによるものです。  次に、140ページ一つ目の丸、子ども・子育て支援新制度事業費、同額です。  次に、一つ下の丸、保育所等運営事業費、令和2年度まで保育事業関係経費について各保育所ごとに計上していましたが、今年度より保育所等の運営に係る経費として、保育所等運営事業費として計上しています。昨年度の同じ項目で比較して、率にして約8.7%、額にして1億7,875万6,000円の増額で、継続です。  増額の主な要因は、委託料の障害児保育事業と扶助費の私立保育所委託費で、令和3年度より直営の須玖保育所が公私連携型保育所へと移行することによるものです。  なお、保育所運営に関する経費の財源としまして、私立と公私連携型の保育所については、保育費用の支弁に対する国・県の負担金があり、29ページと37ページに歳入予算を計上しています。負担率は、国2分の1、県4分の1です。  また、扶助費の特定幼稚園施設型給付費、その下の認定こども園等施設型給付費については、財源として、私立の施設の施設型給付に対する国・県の負担金があり、保育所などと併せて、29ページと37ページに歳入予算を計上しております。負担率は同様に、国が2分の1、県が4分の1です。  また、教育認定の児童に対する給付については、幼稚園分、認定こども園分共に、地方単独費用分の経過措置が設けられており、この経過措置に係る県補助金を41ページに計上しております。補助率は2分の1です。  次に、141ページ一つ目の丸、地域子ども・子育て支援事業費、保育所等運営費以外の子ども・子育て支援の着実な推進を図る事業として、利用者支援員の会計年度任用職員の給料、手当等である子育てサービス利用者支援事業、また、病児保育事業、一時預かり事業、延長保育事業などについて、今年度、地域子ども・子育て支援事業費として計上しています。昨年度の同じ項目と比較して、率にして約9.9%、額にして835万円の増額継続です。  増額の主な要因は、委託料と負担金、補助及び交付金の一時預かり事業で、国・県の補助基準額が引き上げられたこと、令和3年度より直営の須玖保育所が公私連携型保育所へと移行すること、令和3年度、新型コロナウイルス対策費補助金の追加により増額となったことによるものです。  なお、この事業関係経費の財源として国・県の補助金があり、子育てサービス利用者支援事業について、子育て世代包括支援センター事業費と併せて34ページと41ページに、一時預かり事業については特定幼稚園等を含む全ての施設、延長保育事業については私立と公私連携型の保育所で実施するものに対し33ページ、34ページ、40ページに、委託料の病児保育事業について34ページと40ページに、副食費補足給付事業については35ページと41ページに、国・県の補助金を計上しています。補助率はいずれも3分の1です。  次に、その一つ下の丸、保育対策総合支援事業費で、今年度、保育環境の充実を図るための保育対策総合支援事業に関する経費を計上しています。昨年度の同じ項目と比較して、率にして約15.6%、額にして829万1,000円の増額で、継続です。内容は、直営保育所のシステム関連費用と、保育補助者雇上強化事業、保育体制強化事業、保育環境改善等事業です。  増額の主な要因は2点あり、一つは、直営の昇町保育所の保育システム関連経費で、委託料、使用料及び賃借料、備品購入費です。もう一点は、負担金、補助及び交付金の保育環境改善等事業費で、保育所等における新型コロナウイルス感染症対策に係る国の補助金を計上したことによるものです。  なお、この保育対策総合支援事業経費の財源として、直営保育所における保育システム関連費用について、35ページに歳入予算を計上しています。補助率は2分の1です。  保育補助者雇上強化事業、保育体制強化事業については、直営以外の保育所で実施するものに対し国・県の補助金があり、間接補助のため、41ページ、42ページに、それぞれ県補助金の歳入予算を計上しております。補助率は、保育補助者雇上強化事業が国・県合わせて8分の7、保育体制強化事業が同様に4分の3です。  保育環境改善等事業費については、子ども・子育て支援交付金と併せて、35ページに歳入予算を計上しています。補助率は、子ども・子育て支援交付金にて補助されるものと合わせて2分の1です。  142ページをお願いします。  一つ目の丸、届出保育施設運営支援事業費、減額継続です。率にして約6.6%、額にして25万8,000円の減となります。減額の主な要因は、平成28年度から開始されている企業主導型保育所が増加し、これまでの届出保育施設について、児童・保育士共に、この企業主導型保育所への移行が進んでいることによるものです。  財源として、この事業の段、下から2行目の届出保育施設職員健康診断事業費補助金に対する県の補助金があり、40ページに認可外保育施設衛生安全対策事業費補助金を、同じく下から3行目の届出保育施設児童健康診断事業費補助金に対する県の補助金があり、41ページに歳入予算を計上しています。補助率は、順に3分の2と2分の1です。  その一つ下の丸、幼児教育・保育無償化事業費、減額継続です。率にして約23.9%、額にして1億9,513万1,000円の減です。令和元年10月からの幼児教育・保育無償化事業に係る経費です。  減額の主な要因は扶助費で、142ページ最後の1行と、143ページ2行目にかけて、三つの給付になりますが、いずれも無償化に係る保育料等で、制度開始後1年が経過し、令和2年度の実績見込みによるものです。  財源として、扶助費の三つの給付事業については、29ページと37ページに国・県の負担金を計上しています。負担率は、国2分の1、県4分の1です。  以上です。 437: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 438: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 143ページ一つ目の丸、発達支援室事業費、新規です。  当初予算の概要18ページの主な新規事業・廃止事業一覧表の新規事業10番になります。名称は春日市子ども発達支援室で、いきいきプラザ内に設置します。発達に対しグレーゾーンやつまずきのある子どもを早期に発見し、相談、検査、経過観察、所属機関支援、保護者支援など、教育委員会と福祉支援部が連携し、その子の特性に合った切れ目ない支援を行います。対象は、ゼロ歳から15歳までの乳幼児及び児童です。  近年、発達相談の需要が高まっており、相談窓口を集約し、同一担当内に専門職を配置することにより、相談機能を向上させます。また、将来的に社会不適応を起こすおそれのある子どもを、早期に必要な療育や訓練につなぎます。  予算の主なものは、まず、専門職会計年度任用職員の給料や職員手当等の人件費です。公認心理師、言語聴覚士、作業療法士などの専門職を配置します。そのほかに、システム改修委託料、庁用車等の備品購入費などがあります。  財源については、35ページに教育支援体制整備事業国庫補助金、補助率は3分の1、48ページに森林環境譲与税基金繰入金を計上しています。  3目は以上です。 439: ◯委員長(北田 織君) 3目子ども・子育て支援費について質疑はありませんか。米丸委員。
    440: ◯委員(米丸貴浩君) まずはですね、136からずっとあるんですけど、保育所管理事務費がありまして、減額の理由は、今課長がおっしゃったとおり、直営が2園から1園になったことなんですけど、ここで例えばですね、137ページの一番上に、保育士研修会講師謝金と。これは多分、特別支援保育に対応するための、専門性の高いいろんな研修会、非常に高い研修会のことだろうと思うんですけれども、これが減額になっているのは、単に2園分だったのを1園分になったためであって、決してその研修の内容とかですね、研修の質が下がったということではないという理解でよろしいですか。 441: ◯委員長(北田 織君) 久保山こども未来課長。 442: ◯こども未来課長(久保山竜治君) おおむね、おおむねと言ったらあれですけれども、基本的には研修の内容を下げているものではありません。回数とか、2園分が1園分になったというところなんですけど、いわゆる特別支援保育コーディネーター研修についてはですね、訪問支援の回数のほうをですね、若干少し減らして、座学のほうを、さらにステップアップの研修のほうを中身のほうで動かして増やしております。  以上です。 443: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 444: ◯委員(米丸貴浩君) 例えばで課長にお聞きしたんですけれども、今回、2園を1園にするに当たってですね、行政保育士さんが、これまで2園でなかなかたくさんの確保ができない中で、今度1園になると、本来の行政保育士さんとしての役割、特化したものがこれで十分できますよということだったと思うんですけれども、それが減額とはいえ、しっかりとこれが反映できているという予算でよろしいですね。 445: ◯委員長(北田 織君) 久保山課長。 446: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 研修はもちろんなんですけれども、今回新設予定しております発達支援室とですね、役割の範囲は、保育所のほうは全ての子どもたちにというところで、範囲は違うんですけれども、やはり特別な支援が必要なお子さんたちについて連携を深めていくというところで、そちらのほうに注力できる人員は確保できていると思っております。  以上です。 447: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 448: ◯委員長(北田 織君) 質疑がないようですので、ここで空気入替えのために暫時休憩いたします。再開は15時10分でお願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後3時00分                 再開 午後3時08分                ──── ─ ──── ─ ──── 449: ◯委員長(北田 織君) 休憩前に引き続き、福祉支援部の審査を行います。  それでは、引き続き説明のほうをお願いいたします。久原子育て支援課長。 450: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 145ページをお願いします。  4目児童センター施設費、説明欄一番上の丸、児童センター管理費、ほぼ前年度と同じ額です。当初予算の概要の14ページに継続事業として上げています。  光町・毛勝・白水児童センターに加え、3年度から須玖児童センターを指定管理により運営します。2年度の当初予算の対応する事業費と比較すると、須玖児童センターが指定管理になることに伴い、職員給与等費や会計年度任用職員人件費の減など、率にして3.2%、額にして355万8,000円の減額になります。  財源については、26ページに児童センター職員駐車場使用料、56ページに警備業務委託料(保育所負担分)、電気料(保育所及び児童センター負担分)、国と県の補助金として、33ページと40ページに地域子育て支援拠点事業費補助金を計上しています。補助率は共に3分の1です。  4目は以上です。 451: ◯委員長(北田 織君) 4目児童センター施設費について質疑はありませんか。はい、吉居委員。 452: ◯委員(吉居恭子君) すみません、今の須玖児童センターが市営から指定管理者に変わるというところで、マイナス3.2%とかいろいろ言われましたけど、結局、相殺したらどんなふうになるんですか。相殺したところで3.2%の減になるということですか。 453: ◯委員長(北田 織君) はい、久原課長。 454: ◯子育て支援課長(久原徳子君) はい、そうです。 455: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 456: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久保山課長。 457: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 同じページの5目児童手当費で、説明欄は一番下の丸、児童手当費、ほぼ前年度と同じ額です。  財源として国と県の負担金があり、30ページと38ページに歳入予算を計上しています。負担率は、国が45分の37または6分の4、県が45分の4または6分の1です。  5目は以上です。 458: ◯委員長(北田 織君) 5目児童手当費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 459: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いします。久原子育て支援課長。 460: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 147ページをお願いします。  7目家庭児童対策費、説明欄一つ目の丸、要保護児童支援事業費、減額継続です。率にして31.38%、額にして551万6,000円の減です。この事業は、児童虐待をはじめとする要保護児童の早期発見及び適切な支援を図ることを目的としています。減額理由は、2年度実施した要保護児童管理システム更新改修業務を3年度は実施しないためです。  財源については五つあります。34ページと41ページの子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業費、国と県の補助金、補助率は共に3分の1、35ページの児童虐待・DV対策等総合支援事業費国庫補助金、補助率は2分の1、35ページと41ページの乳児家庭全戸訪問等事業費、国と県の補助金、補助率は共に3分の1です。  7目は以上です。 461: ◯委員長(北田 織君) 7目家庭児童対策費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 462: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久保山こども未来課長。 463: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、148ページ、8目放課後児童健全育成事業費、説明欄は一つ目の丸、放課後児童クラブ管理費です。ほぼ前年度と同じ額です。  扶助費の放課後児童クラブ管理業務の財源として、国・県の補助金があり、34ページと39、40ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1です。  次に、149ページ、説明欄一つ目の丸、放課後児童クラブ運営費等補助金で、増額継続です。額にして1,285万7,000円の増額となります。  増額の主な要因は、新型コロナウイルス感染症対策支援事業費補助金で、この補助金については、令和2年度に予算計上した同名の対策事業費で、令和3年度においても国・県の補助の対象となったことにより計上したことによるものです。クラブの支援の単位ごとに、40万円を上限に感染症対策費用を補助するもので、32単位分です。  財源として、新型コロナウイルス感染症対策支援事業費補助金には国・県の補助があり、34ページと40ページに歳入予算を計上しております。補助率は共に3分の1です。  放課後児童クラブ育成(保護者負担金減免者分)補助金については県の補助金があり、41ページに歳入予算を計上しております。補助率は2分の1です。  その一つ下の丸、放課後児童クラブ施設維持補修費、同額です。  次に、その一つ下の丸、就学児童預かり事業費補助金で、ほぼ前年度と同じ額です。  8目は以上です。 464: ◯委員長(北田 織君) 8目放課後児童健全育成事業費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 465: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久保山こども未来課長。 466: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に、150ページをお願いします。  10目児童扶養手当費、説明欄は二つ目の丸、児童扶養手当費、ほぼ前年度と同じ額です。  財源として国の負担金があり、30ページに歳入予算を計上しております。負担率は3分の1です。  その一つ下の丸、児童扶養手当及び特別児童扶養手当事務費、増額継続です。率にして267.9%、額にして282万9,000円の増額です。  増額の主な要因は、151ページになりますが、委託料の児童扶養手当システムの改修費で、児童扶養手当法の一部改正により、児童扶養手当と障害年金の併給調整の改正が行われたことにより、その対応が必要となったことによるものです。  特別児童扶養手当に係る事務費については、財源として国の委託金があり、36ページに特別児童扶養手当事務取扱交付金として歳入予算を計上しています。  10目は以上です。 467: ◯委員長(北田 織君) 10目児童扶養手当費について質疑はありませんか。高橋委員。 468: ◯委員(高橋裕子君) 今課長が説明されたみたいに、児童扶養手当と障害年金の併給が見直しがあって、システムが改修されているんですけど、児童扶養手当はほぼ同額ということなんですけど、それが変わらない理由というか、本市に影響はなかったのかということを、ちょっと聞かせてください。 469: ◯委員長(北田 織君) 久保山課長。 470: ◯こども未来課長(久保山竜治君) この児童扶養手当法の改正はですね、障害年金を受けてある場合にですね、一律それで手当のほうを受けれないということだったんですけれども、今回、この加算部分を除いてですね、金額が年金を下回っている場合は、その差額を給付しますというところですので、受給者が大幅に増えるところではない状況です。受給者については、ここ数年ほぼ横ばい、約1,240件程度なんですけれども、ほぼ横ばいで推移をしております。  以上です。 471: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか、はい。ほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 472: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久保山こども未来課長。 473: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 続いて、同じ151ページの15目ひとり親世帯臨時特別給付金事業費、説明欄は一番下の丸、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費、新規です。同事業の令和2年度の実績報告により、返還が生じた場合に備えるものです。  15目は以上です。 474: ◯委員長(北田 織君) 15目ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費、これは頭出しですけど、質疑ありますか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 475: ◯委員長(北田 織君) では、引き続き説明をお願いいたします。木原保護課長。 476: ◯保護課長(木原静也君) それでは、152ページをお願いいたします。  3項1目生活保護総務費、説明欄の丸、生活保護認定支給事務費、増額継続です。率にして40.7%、額にして864万6,000円の増額となります。事業の目的は、生活保護を適正に認定し、保護費の支給と自立の支援を行うための費用でございます。  増額の主な要因は、このページの下から3行目、生活保護システム更新業務を今年度計上したことによります。現在使用している生活保護システムが5年経過したことによる更新費用になります。  財源として、会計年度任用職員給料、レセプト点検業務など、一部が負担金または補助の対象となっております。29ページに国庫負担金、33ページに国庫補助金を計上しております。負担率及び補助率は、一部を除き4分の3になります。  続きまして、153ページをお願いいたします。  説明欄最初の丸、社会保障生計調査費、新規事業です。前回は、平成25年度から26年度にかけて行われております。生活保護世帯2世帯の家計簿調査を行うもので、調査世帯への謝金と文房具代になります。  県からの委託事業で、財源としては、44ページの県支出金の生活保護費委託金として10分の10です。  1目は以上です。 477: ◯委員長(北田 織君) 1目生活保護総務費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 478: ◯委員長(北田 織君) 質疑がないようですので、引き続き説明をお願いいたします。木原保護課長。 479: ◯保護課長(木原静也君) 続きまして同じページ、2目扶助費、説明欄一番下の丸、生活保護費で、説明は次ページにわたっています。ほぼ前年度と同じ額でございます。  本市の生活保護の世帯数等の状況ですが、令和2年11月末現在で、被保護者世帯数931世帯、被保護人員数1,234人で、若干ですが増加傾向にあります。  財源として、29ページに国庫負担金4分の3、それと住所不定者対応として、37ページに県負担金の4分の1がございます。  2目は以上です。 480: ◯委員長(北田 織君) 2目扶助費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 481: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久原子育て支援課長。 482: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 157ページをお開きください。  4款1項1目保健衛生総務費、一つ目の丸、母子保健費、減額継続です。率にして5.2%、額にして578万8,000円の減額です。  事業の目的は、母子保健法に基づき、母性並びに乳幼児の健康の保持及び増進を図るため、保健指導や健康診査を行うものです。減額の主な理由は、心理発達相談を発達支援室事業費に移動したことによる、心理発達相談に係る専門職の報償費や、会計年度任用職員の給料・手当等の減額です。  その下の丸、母子保健医療対策総合支援事業費、新規です。妊娠・出産包括支援事業、産婦健康診査事業を行うもので、この事業費は新規事業と、昨年度のほかの事業費から幾つかの事業を移動させています。  新規事業は、当初予算の概要18ページの主な新規事業・廃止事業一覧表の新規事業、10番産後ケア事業、11番産婦健康診査事業です。両事業とも、産後鬱の予防・早期発見を行い、必要な支援を行うものです。産後ケア事業は、出産後、育児や体調の不安や孤立感等がある産婦を対象として、産科や助産院での通所・宿泊による育児支援を行います。産婦健康診査事業は、産後鬱の予防や新生児への虐待予防等を図るため、産後2週間及び産後1か月に受診する健康診査に係る費用を助成します。  財源については、25ページに産後ケア事業と産前・産後サポート事業の利用者負担金、31ページに母子保健医療対策総合事業費国庫補助金を計上しています。補助率は2分の1です。  続きまして、161ページをお開きください。
     一つ目の丸、不妊治療費助成事業費、ほぼ前年度と同じ額です。  以上です。 483: ◯委員長(北田 織君) 牧之瀬福祉支援課長。 484: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 162ページをお開きください。  説明欄三つ目の丸、献血推進費、同額です。  1目は以上です。 485: ◯委員長(北田 織君) 1目保健衛生総務費について質疑はありませんか。岩切委員。 486: ◯委員(岩切幹嘉君) 158ページの真ん中ぐらいにある産婦健康診査助成金、これは産婦健康診査事業に関わる内容でありますけれども、産後鬱の予防と新生児への虐待予防というのを図るためということで、その背景にはやはり、こういう方々が増加傾向にあるという背景があるのかということと、こういうふうに早期に対応するこの予防策をですね、どう連携をしてですね、その診査の結果に対して、どのような効果を上げようとするものかということを教えてください。 487: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 488: ◯子育て支援課長(久原徳子君) やはり、産後鬱の方は増加にあると見ています。産後健診を受けた結果票、産後健診では鬱の診察、エジンバラ検査で鬱の検査もしますので、産婦人科からその結果が戻ってき次第、保健師などが訪問や電話で支援につなげます。  以上です。 489: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。高橋委員。 490: ◯委員(高橋裕子君) 同じところの1個上です。産後ケア業務ですね。これまでなかなか受け入れる施設、産科とか産婦人科がなくて、なかなか必要性はあってもできなかったんですけど、市外ですか、遠いんですか、ここができるようなのは。 491: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 492: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 普通の産婦人科とか助産所等を予定しています。 493: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 494: ◯委員(高橋裕子君) それはここと決まっているところじゃなくて、その費用を負担するということですか。 495: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 496: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 基本的に契約しているところはうちのほうから委託料として病院に払いますけど、契約外のところは一応立て替えていただいて、後で償還払いという形になります。ただし、本人負担分がありますので、全額、市のほうでは出すことはできません。  以上です。 497: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 498: ◯委員長(北田 織君) 質疑ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久原子育て支援課長。 499: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 164ページをお開きください。  一番下の丸、小児用予防接種費、ほぼ前年度と同じ額です。  165ページをお願いします。  二つ目の丸、先天性風しん症候群予防対策事業費、減額継続です。率にして15%、額にして36万円の減です。対象見込み数の減によるものです。  財源については、42ページに風しん予防接種助成費県補助金を計上しています。補助率は2分の1です。  2目は以上です。 500: ◯委員長(北田 織君) 2目予防費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 501: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。牧之瀬福祉支援課長。 502: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 177ページをお開きください。  5款1項1目労働諸費、説明欄一番上の丸、シルバー人材センター事務費、前年度とほぼ同じ額です。  次の丸、労働者対策貸付金、同額です。  歳入予算として、53ページに同名の貸付金元利収入があります。  次の丸、労働対策費、前年度とほぼ同じ額です。  財源は、43ページの若年者専修学校等技能習得資金県補助金で、補助率は貸付金の10分の10です。  1目は以上です。 503: ◯委員長(北田 織君) 1目労働諸費について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 504: ◯委員長(北田 織君) 質疑がないようですので、引き続き説明をお願いいたします。久原子育て支援課長。 505: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 224ページをお開きください。  10款1項2目事務局費です。10款の教育費については、発達支援室に係るものになります。  説明欄二つ目の丸、教育支援委員会費、同額です。  次の丸、通級指導教室事業費、減額継続です。率にして28.7%、額にして140万1,000円の減です。減額の理由は、2年度は、通級指導教室改修工事を行いましたが、3年度は実施しないためです。  225ページ一つ目の丸、特別支援教育担任サポート事業費、前年度事業の組替えを行っています。対応事業と比較すると、ほぼ前年度と同じ額です。  財源として、27ページに教職員駐車場使用料を計上しています。  一つ下の丸、特別支援教育事業費、ほぼ前年度と同じ額です。  財源として、35ページの教育支援体制整備事業費国庫補助金を計上しています。補助率は3分の1です。  2目は以上です。  これで歳出予算の説明を終わります。 506: ◯委員長(北田 織君) 2目事務局費について質疑はありませんか。高橋委員。 507: ◯委員(高橋裕子君) 225ページ、昨日、教育委員会に質問してしまいましたが、すみません、やっぱり担任の先生が授業をなかなか、進めていくときに急に飛び出していったり騒いだりということで、授業の進行というか、どうしてもやっぱり、このサポート事業がないと困ると思うんですけど、実際のところ、支援員の方は5時間というパートのお仕事で、朝8時半からだとしたら1時というか、全部の時間にいらっしゃるわけではなくて、なかなか学校によっては大変なところもあります。予算的には一緒ということなんですけど、その辺、しっかり連携を教育委員会と取れるようになっているのかということを聞かせてください。 508: ◯委員長(北田 織君) 高瀬福祉支援部長。 509: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) この特別支援教育担任サポートですね、特別支援教育に関して、飛び出しを予防したり、横に付き添って、そして子どもの状況を確認していくという人の手当になるんですけど、もちろんこれは教育委員会とですね、かなり密にコンタクトを取っております。  それと予算についてはですね、ここしばらくあまり変わってはいない、またはほぼ同じぐらいの金額にはなっているんですけれども、もちろん質のですね、支援員さんの質の向上というのもですね、やっぱり大事な要素でありますので、今回、発達支援室のですね、開設に伴ってですね、そこら辺の質の向上についての工夫もちょっと考えていきたいなと思っております。またですね、この不適応を起こす子どもがだんだん落ち着きを見せるようになればですね、ここの費用も、まあ、かなり先の話になるかもしれませんけれども、少し抑制することができる可能性もあります。  ただ、やっぱり必要に応じて必要な人を充てるというのは一番大事なことですので、そこら辺については教育委員会と強く連携しながら注視して、または必要に応じて対応していきたいと思っております。  以上です。 510: ◯委員長(北田 織君) 2目についてほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 511: ◯委員長(北田 織君) 2目について質疑はないようですので、これまで説明を受けてきました全般について、質疑漏れ等がありましたら、ここで質疑をお受けいたします。じゃ、高橋委員。 512: ◯委員(高橋裕子君) 158ページ、多胎ピアサポート謝金です。多胎児が、やっぱり育児負担が大変、一人よりも二人以上というのは大変なので、この報償費はありがたいんですけど、ピアサポートですから、これまで多胎児育児をされた経験のあった方というふうに捉えているんですけど、ちょっと事業の内容を、簡単でもいいので説明していただけますか。 513: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 514: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 多胎、双子さんとか三つ子さんのお子さんのところに経験者、多胎、双子さんを育てた保育士が、経験者が御家庭に行って支援を行っております。  以上です。 515: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 516: ◯委員(高橋裕子君) 悩みの共有とか、いわゆる保護者のいろいろな聞き取りというか、育児支援も大事なんですけど、やっぱり経験者によるいろんな寄り添った助言とか、そういったものはすごく助かるんですけど、そういったことも含まれているか、伺います。 517: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 518: ◯子育て支援課長(久原徳子君) やはり育児支援も大事ですけど、経験者のお話を聞くということで、すごい不安が解消されたりしていると思いますので、そこのところは経験者が行っていますので、精神面というか、そういうところも支援を行っております。  以上です。 519: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。米丸委員。 520: ◯委員(米丸貴浩君) 143ページの発達支援室事業費ですね、業務の内容の一つには検査というのがあるかと思うんですけれども、就学前の健診だけではやはり遅いと。もっと早い時期に発達課題のある子どもさんを見いだして支援をしていくことが大事と思うんですけれども、いわゆるアウトリーチ型の発達検査というのは、ここでは出てくるんでしょうか。 521: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 522: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 初めはアウトリーチはちょっとできないと思いますので、健診とかでちょっと気になるお子さんになると思うんですけど、今、幼稚園から気になるお子さんの相談が増えております。今後、まあ初めはできないと思うんですけど、幼稚園のほうで検査までは行かないかもしれないですけど、幼稚園のほうに出向いていろいろお話を聞いたり、助言とかをする形になっていきます。  以上です。 523: ◯委員長(北田 織君) 米丸委員。 524: ◯委員(米丸貴浩君) 今、幼稚園のお話が、その前に、初めの段階では、当初からですね、アウトリーチ型までぽんと行くのはちょっと難しいかもしれないけれどということでしたけれども、いずれそういうアウトリーチ型も出てくるんだろうと。幼稚園のお話が出ましたけれども、保育所等の巡回訪問支援とかいうのも、これもすぐにはできないけれども、いずれということですか。それとも、幼稚園でそのような今投げかけというか、問題の提起が来ているのであれば、保育所の巡回訪問支援は行われるんですか。 525: ◯委員長(北田 織君) 久原子育て支援課長。 526: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 先ほど、こども未来課長のほうからもお話があったと思うんですけど、保育所も訪問支援をしますので、一緒に連携しながら行っていきます。  以上です。 527: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ありませんか。西川委員。 528: ◯副委員長(西川文代君) 148ページです。上から一つ目の丸、放課後児童クラブ管理費の委託料の件ですけれども、昨年の今頃と、今時期ですね、2月ぐらいと、令和3年2月、3月ぐらいの児童の、ここに通っている児童の数というのは、比較は出ますか。といいますのが、ほぼ前年度同額で予算が組まれていますけど、ちょっと人数を知りたいなと思いまして、お願いします。 529: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。久保山こども未来課長。 530: ◯こども未来課長(久保山竜治君) すみません、本年度ですね、ちょっとデータのほうを5月……。本年度、今年度ですかね、今年度の基準日である7月1日と、昨年度の基準日である5月1日のほうしかデータがございませんので、それでお答えさせていただきます。  令和2年7月は1,187人、令和元年5月は1,200人となっております。  以上です。 531: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 532: ◯副委員長(西川文代君) この数しか持ち合わせていないということは、この数でもって令和3年のこの委託料を決定しているということですか。 533: ◯委員長(北田 織君) 久保山課長。 534: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 委託料についてはですね、指定管理料ですので、債務負担行為の額となっております。指定管理者の契約の下の金額になります。 535: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 536: ◯副委員長(西川文代君) そうしますと、通っている子どもの数とは比例しないということですか。数が少なくても多くても同じと。 537: ◯委員長(北田 織君) 久保山課長。 538: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 指定管理者を募集する際にですね、これまでの人数のデータのほうを公募の際に提供しておりますので、それを基に指定管理者が見積もってきた人数で積算をされている金額になります。  以上です。 539: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。西村委員。 540: ◯委員(西村澄子君) 聞き漏らしたらすみません、158ページです。産後ケアのことなんですけど、これ、通所とか、それから宿泊に関しての支援というのは、もう100%、上限額はなく出るということだったでしょうか、個人負担というのは。 541: ◯委員長(北田 織君) 久原子育て支援課長。 542: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 利用者負担があります。
     以上です。 543: ◯委員長(北田 織君) 西村委員。 544: ◯委員(西村澄子君) ということは、ごめんなさい、聞き漏らして。上限というか、もうここまでの打ち止めというのはあるんですか。 545: ◯委員長(北田 織君) 久原課長。 546: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 上限は、ショートステイが3万円で、デイケアが2万円を規定しておりますので、病院によったらこれ以上のお金がかかるところもあると思いますけど、その差額は御本人さん負担になります。  以上です。 547: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑はありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 548: ◯委員長(北田 織君) それでは、質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。  高瀬部長。 549: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) これで福祉支援部の説明を終わります。 550: ◯委員長(北田 織君) 福祉支援部の審査は以上といたします。  ここで執行部退席のため、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後3時42分                 再開 午後3時43分                ──── ─ ──── ─ ──── 551: ◯委員長(北田 織君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  以上で、本日予定しておりました審査は全て終了いたしました。  次回の委員会は3月8日月曜日、午前10時から都市整備部、午後1時から市民部、その後に総務部の審査を行います。  以上で、本日の予算審査特別委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後3時43分...